---------1052m    851m

奥武蔵 武川岳・伊豆ケ岳山行記録
日 程 2020. 9. 27()

参加者 L関山、SL三戸、蔦、松下、松平、川田

コース
名郷バス停8:52---10:15天狗岩---前武川11:18---11:38武川12:15---山伏峠13:20---14:10伊豆ケ岳14:40---14:44五輪山14:54---15:52正丸駅走行距離11.6km  歩行時間/7時間00(含休憩時間)

感想【関山くん】

コロナウイルスが世界的に大流行し国内でも緊急事態宣言や都道府県を跨ぐ移動の自粛要請などのコロナウイルス感染防止の対策が打ち出された。又、登山は不要不急の行動に非ずとして、4、5月はステイホームを決め込んで外出を自粛した。緊急事態宣言が解除されてからは、マスクをつけて3密を避ける行動を取りながら東京都の登山口から登り、東京都の下山口に下りる都内の山に限定したハイキングに出かけた。その後都道府県を跨ぐ移動の自粛要請が解かれ、東京近郊の他県の山に出かけるようになった。そうした中で計画していたのが真夏を避けた奥武蔵の山である。

当初9/26()を予定していたが、「26日は低気圧が伊豆諸島付近を通過する見込みで、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため曇り時々雨となる見込みである。」と気象予報が報じたため、山行日を翌9/27()に変更した。

又、数日程前から雨模様の天候が続いているので下山コースを[武川岳―芦ケ久保駅]から[武川岳―正丸駅]に変更し、スリップ転倒のリスクの少ないコースを行くことにした。

山行日を変更したことで参加者は2名減って6名となった。当日朝の予報は曇りのち晴れ、15時頃から雨と報じていた。

名郷バス停にはトイレが設けられている。川沿いに歩き出すと彼岸花やシュウカイドウの花が咲き誇り、見惚れて写真を撮ったりしているうちにコースを行き過ぎてしまった。舗装林道をしばらく進むと左に本格的な登山道があり、杉林の中を尾根伝いにしばらく行くと「直登禁止、左に回れ」の標識があった。直登の右側は石灰岩の砕石場になっているようで危険です。(踏み跡はほとんどついていません) 

やがて・576と・730を結ぶ支尾根にぶつかり、この急斜面を登りきった稜線(この辺りが・730)には白っぽい大岩が並んでいる。杉林の薄暗いこの岩稜帯を右に見ながら5分程行くと天狗岩入口だ(標高840m)。ここから男坂を登って天狗岩頂上までの標高差60m、距離230mの岩場を三戸さんを先頭に挑んだ。ここの岩には角があり尖っているので転倒でもしたら大けがをしかねないので慎重に登った。湿っぽい岩だったが尖っているので握り易く、3点支持の確保は容易にできた。

岩稜帯を過ぎると快適な尾根道となり落ち栗拾いや丸茸取りを楽しみながら登りを続けると、やがて鹿柵に沿って急登を詰めるようになり山伏峠分岐に出た。ここが前武川岳だ。ここから武川岳までの700mは笹とミズナラの快適な道となり、頂上のベンチを皆で独占して昼食を摂った。陽は射しているが展望は利かず、武甲山を見ることはできなかった。


下山はいったん前武川岳まで戻り、山伏峠、伊豆ケ岳、五輪山、馬頭観音を経由して正丸駅に下りた。
この下山で、@山伏峠から伊豆ケ岳登山口の取付きに少し手間取った、
A正丸駅に下るコースとして選択した五輪山から馬頭観音に下るコースは大変荒廃(昨年11月の台風被害と思われる)していて、下りにも登りにも不適と思われた。五輪山―長岩峠―正丸峠―正丸駅のコースを利用した方が良かったという反省点があります。下山後の〆の一杯を正丸駅売店で行い、予定通りの電車で帰宅する頃に雨が降って来ました。

【三戸さん】

武川岳、伊豆ケ岳の縦走は正直キツカッタ!
やはりこの年になると「一日一善」ではないが「一日一座」が気持ちの上でも限度である。しかし、まだ元気いっぱいの時間帯である武川岳の「天狗岩」は面白かった。久しぶりの「岩」で緊張感のあとの達成感は堪えられない。転倒滑落しない程度で、また「岩」も楽しみたい!

【松平さん】

久しぶりにさんかくてんの皆さんと歩け楽しかったです、雨あがりで滑りやす岩場も無事通過し二つのピークを踏むロングコースで気持ちの良い汗かきました。

【蔦さん】

武川岳は初めて?の山でした。

伊豆ヶ岳と武甲山に挟まれ気づかずに通過する山ですね。多分。雨上がりの山道に予想以上に苦戦。久々に泥んこになっての下山でした。

リーダーの熱い思いで雨に降られずよかった。

【松下さん】

2座山行、大丈夫かなと思いつつ申込ました。やっぱりきつかったですが、ブレーキにならず歩け安堵しました。雨に降られる覚悟でしたが、時には薄日もさし、ガスが掛かったりと、幻想的な変化のあるお天気でした。たっぷり歩いた欲張り山行、ありがとうございました。




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