栗駒山の綾錦

「紅葉日本一」の山の一つ栗駒山(岩手県)23日の山旅をしてきました。

日 程:2020101416 参加者:L佐藤、上野、日比野(記録)

栗駒山地図
秋田、岩手、宮城の3県の県境に位置する栗駒山
記録:
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東京駅604─東北新幹線─836一ノ関駅 オリックスレンタカー浅布渓谷散策─須川湖畔散策─須川高原散策─1530須川高原温泉【泊】
1015
835出発 上野氏の登山靴 他人に履き間違われる ゆっくりコンクリートの道を進む
9:1825 苔花台分岐 953三途の川 1055標高1280m付近で日比野氏と別れる 1115産沼12001243栗駒山(昼食)1310産沼 1445須川高原温泉(着)不明の靴持ち主連絡あった。
一ノ関駅前の東横イン【泊】
一ノ関駅から時計回りに「の」字ようにドライブしました
1016
レンタカーで栗駒山中央コースへ向かう
帰路厳美渓散策後、レンタカーを返却、東北新幹線で帰京。
こんな山の中の道の駅、繁盛している。秋田県から宮城県へ抜ける交通の要所でした。
道の駅には珍しい果物やキノコがあり4000円のキノコ買っている人もいました。

『コウタケ【食】』 の発生時期は9月半ば頃、秋のキノコだが、乾燥して保存食として利用される。香りが良いので「香茸」と思っていたが、実は「皮茸」と書くそうだ。肉薄でカサの裏に密生した針の手触り、乾燥したコウタケの質感は、なるほど「皮」と言いえて妙だと思う。しかし、それでもコウタケには「香」の字を当てたくなるほど、良い香りのするキノコだ。因みに「香茸」「はシイタケ(椎茸) 」の別名だという。

普通、キノコは採れたてのものを煮たり焼いたりして食べることが多い。我が家で干し茸にしたのは、採れ過ぎて食べ切れなかった場合や、食用価値の低い雑キノコの場合だけだ。しかしコウタケは、例外的に天日干しされることで食用価値が上がる。干すことで旨みや歯触り、さらに独特の芳香が強くなるからだ。全国に分布するコウタケだが、どういうわけか発生地は飛び飛びで、採れる場所とそうでない場所の差が極端だ。産地でない所では、稀に出ていても雑キノコ扱いで目もくれられない。一方、多産地ではほかのキノコとは別格の扱いを受け、正月などハレの日の特別な料理の材料として珍重されている。なかでもコウタケの発生の多い、東北地方の山間の一部では「コウタケが無いと正月が来ない」というほどの愛着を持っているという。

田圃のあぜ道を歩いて浅布渓谷に向かいます。誰もいません。
立派な浅布渓谷 不動滝です。東京なら立派な観光地ですが? 誰もいません。
栗駒山の西の花山峠から栗駒山を遠望しました
須川湖から見る平坦な感じの栗駒山、紅葉を見に多くの観光客がいました。
須川湖から見る栗駒山連山です。
須川高原は各所に温泉が流れていました。適当な場所を見つけては足湯の人も多くいました。

須賀高原に噴火口の跡と紅葉を見に参画しました

素晴らしい日本一といわれる紅葉ですが我々の他に散策する人はいません。

溶岩が冷えて出来た剱岳と紅葉です。
東北(岩手県)格安温泉宿泊・湯治おぼえがき 須川高原温泉旅館(2020 ...
プールのように広い須賀高原温泉の濃い乳白色のお湯をした露天風呂です。山渓の2020.10月号にも紹介されました。
2日目(1015日)
紅葉の中、栗駒山へ向かいます

朝食後830分頃いざ登山靴を履こうとしたところハプニング発生。上野氏の登山靴見当たらず。宿のスタッフとあちこち探した結果、同じタイプで同じサイズの靴があったが、古くて汚れたものしかなかった。上野氏はやむを得ずその靴を履いて登山開始となった。

薄曇りの天気だったが、山の紅葉は前日同様素晴らしかった。しかし、登山道は可なりぬかるんでいて歩きにくかった。
標高1280m付近、日比野さんの靴底が経年劣化し、両足とも剝れ、残念ながらリタイヤです。
小生(日比野)は、登りがきつくなると心臓がパクパクし、数回水分休憩をとって貰いながら、超スローペースで登りつづけた。2時間近く歩いたところで靴の異変に気付く。

靴底がはがれだしたのでリーダーに
訴え佐藤、上野両氏に応急手当てをして貰い、リタイヤし一人で下山することにした。

栗駒山で記念撮影

慎重に歩き午後1時頃宿に着いた。佐藤リーダーと上野氏は山頂に行き、3時ごろ宿に下山した。佐藤Lと上野氏が下山し宿に着くと宿のスタッフから「ツアー客の1人が靴を間違えたのでどうするか?」と思いがけない話を聞き3人で喜びあった。結局、後日履き間違えた女性から上野宅に「詫び状」と「いぶりがっこの漬物」と「登山靴」が送られてきました。



(あとがき)日比野さんと分かれて頂上に向かったが山頂までは笹原ばかりが続き、紅葉はありません。栗駒山頂には12時につき、曇って展望もなく記念撮影した後は冷たい風を避けた茂みの中でコーヒーを沸かし、ゆっくりと昼食をとる。他のグループは冷たい山頂で風を避けられる場所はないかとウロウロしている。帰路は笹原の中を一気に下り。途中、紅葉の名残りヶ原で楽しんだ後は湯煙の須川高原温泉で日比野さんと合流しました。その後は一ノ関市街に向かい。2日目の宿は、一関の「東急イン」に泊まった。(佐藤)
名残りヶ原の草原を楽しみました
3日目(1016日)
イワカガミ平を散策する日比野さん
東横イン一ノ関を朝840分レンタカーで栗駒山登山中央コースのイワカガミ平をめざす。950分目的地の少し手前でシャトルバスに乗り換えさせられる。(駐車場が満杯とのことで)10時にイワカガミ平に着いた。小生は、栗駒山の「中央コース」を10分ほど登りました。

イワカガミ平 標高1120m付近の眺望は良くなく、中央コースの石畳を歩いて1420mまで散策。ふと見ると標高1626.6mの栗駒山山頂にいる多くの登山者が見えます。40分も登れば山頂です。勿論登らず引き返しました。

標高1420m付近から見る紅葉、中央コースからの紅葉はたいしたことはありません
一ノ関駅に帰る途中に厳美渓により、蕎麦を食べ景色を楽しみました。観光客も多くいました。

・・・その後厳美渓へ向かう。午後1時頃「厳美渓」につき蕎麦屋に入り、「天ぷらそば」(1200)をたべる。かなりのボリュウムだった。

食後しばらく散策して一関へもどり、新幹線で帰京した。



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