秩父の里山 日向山・丸山 & 秩父札所4番金昌寺ハイキング

日 程:202010月25日() 晴れ
参加者:L関山、高橋、松下、松平
コース:西武秩父線・芦ケ久保駅8:50スタート・・・10:07日向山10:24・・・12:06丸山12:50・・・14:55金昌寺・・・15:15金昌寺バス停---<地元の方のマイカー/高橋さんの人懐っこさの賜物です>---横瀬駅16:31---西武池袋駅18:12




今日は山女3人とのハイキングです。その生き方、山に対する心構え、そのどれをとっても、ぼくの偉大な先輩たちです。山女の皆さんは過去にこの山域に来たことがあると言うので、初挑戦のぼくは緊張します。














女性は結婚・出産・育児とさまざまなライフステージがあり、自分の時間がうまく取れない時期もあったと思いますが、皆さんは好きな登山を続けてこられました。 

ぼくが植物博士と呼んでいる高橋さんは、花木のことを良くご存じで登山道で出合う花木の名を教えてくれます。山行では時折、コースを外れたり、遅れをとったりしながら花木を観察しながらマイペースで歩くことがあり、注意をうけます。でもこうしたことで、事故につながったことはなかったようですが、これからはみんなと一緒に観察しましょう。人懐っこい性格に助けられました。

スキーが登山スタイルの松平さんは、海外遠征を含めて冬はスキー漬です。小さな体でコンパクトにパッキングをしたザックを背負って、登山ガイドのように疲労しにくい考えつくした歩行をします。ビールが大好きです。

ペースメーカーを装着するお身体でありながらも、長い足を活かしてしっかりした足取りで歩みを進める花の准教授は松下さんだ。花の名山や低山に出かけて花木について知識の習得に余念がありません。山行中に誰も気づかぬところに咲く花を見つけては、花名を呼びながらパシャツとスマホに収めます。何気ないスマートな所作に感心します。

それぞれに魅力をお持ちの山女たちとの秋の里山ハイキングのはじまりです。

芦ケ久保駅から階段を下り、横瀬川に架かる橋を渡って車道を左へ進み、道標に従って右へ斜上します。やがて風の道ルートと果樹公園村の分岐で右上へ進みます。振り返れば、武甲山が小春日和の柔らかな青空の下で堂々と居座り、秩父の山里らしい風景が広がっています。

やがて、ローラー滑り台の横の沢沿いの道を通り山の花道へと進むと、木製の展望台のある日向山に到着です。ここからは、1ケ月前に登頂した武川岳など奥武蔵の山々を遠望できます。ここから先は、緩やかな気持ちのいい雑木林のアップダウンを繰り返しながら、山頂直前の急な斜面を登って丸山に着きます。山頂には不似合いのコンクリ製の丸山シンボルの展望台あり、秩父周辺の山々は勿論、八ヶ岳、浅間山、谷川岳、白根山などを望めます。方向がずれて羅針盤が設置されていました。ここで昼食を摂って、県民の森/森林展示館の脇を通り、カラマツ林の金昌寺コースを通って下山します。金昌寺までの約2時間の歩行でしたが、里山らしく地形図や登山アプリに表示されていない生活路なども所々で出現し、その都度スマホアプリで確認しながら、道迷いせずに下山できました。

【感 想】

[高橋さん] 秩父の山は久しぶり。芦ケ久保の丸山は港区三田に住んでいた時ファミリーハイクで出掛けた山で、30年以上経っていたらさぞ様変わりだろうと懐かしさもあって、関山氏の山行に申し込んだ。 ファミィーハイクでは1回目はごく細い登山道でスズメバチに出くわし「桑の実を沢山食べれたし、頂上の近くまで登ったし今日はもう帰ろうか」で帰って、2回目が1984430日で頂上に無事辿り着けた。頂上のすぐ下を立派な車道が通っていて車で来れるせいか他のハイカーに全く遇わなかった。4歳の娘はぐずらずに歩き通してくれた。展望台に備えてあった望遠鏡(無料!)に武甲山や堂平天文台が大きく見えていた。「埼玉県民の森」のアスレチックに夢中で取り組んでいた子供達。駅に下山後芦ケ久保川でオタマジャクシを掬ったり川遊びに興じ、駅前のあったかいウドンを食べて帰宅した。私はこの頃子育てと仕事で必死だったはずだが遠い昔のこと。今では子供らは山に見向きもしないのは残念である。この頃扇山や鳥海山にも登ったのだがこれらの山々を子供らは覚えているだろうか。今度尋ねてみよう。

 今日は雲一つない青空に恵まれ素晴らしい山行日和でした。日向山から秩父市街の向うに両神山を見る。この山に坂本集落から八丁尾根を登りたいと計画しているうち登頂機会を逃してしまった。丸山頂上で昼食を摂った。大仰な展望台設置より周囲の展望を遮る木を少しだけ伐採すればと思ったり・・。まあ仕方ないか。下山路の標識が家族連れにしたら不明瞭なところがあり、判断に迷う箇所もあり地図と見較べた次第。里山歩きは難しいが関山さんが良くコースを調べてくれていた。金昌寺へ下山中にシロバナトウチソウ2株が蜜にブラシ状に真っ白な花をつけて満開なのを見たが、「・・ショウマ?」と訊かれているうちに行き過ぎて写真を撮る暇が無かった。いろいろな山行を思いだしながら歩いた。
 
関山リーダーのもと、4人パーティがそれぞれ個性を発揮して良くまとまって歩けて楽しい山行でした。今年「さんかくてん山行」に参加するのは「大野山・日の出山(中途足攣りで戻る)・丸山」のわずか3回とあと集中山行などがある。原付から自転車に乗換えて左手を痛め、3点支持に不安を覚え2年半南北アルプスにも出かけられず、手のほうも治り切らないし、そろそろ山の会を退会する潮時かなと思わないでもない。

[松下さん]晴れて天気の心配のない山行でした。日向山・丸山一度登ってますがコースが違ったのか初めて登った感じでした。歩きやすい道で快適に下りましたが、バスが来ないので困りました.地元の方の計らいで最寄りの駅まで送っていただき助かりました。感謝です。








































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