やがて、ローラー滑り台の横の沢沿いの道を通り山の花道へと進むと、木製の展望台のある日向山に到着です。ここからは、1ケ月前に登頂した武川岳など奥武蔵の山々を遠望できます。ここから先は、緩やかな気持ちのいい雑木林のアップダウンを繰り返しながら、山頂直前の急な斜面を登って丸山に着きます。山頂には不似合いのコンクリ製の丸山シンボルの展望台あり、秩父周辺の山々は勿論、八ヶ岳、浅間山、谷川岳、白根山などを望めます。方向がずれて羅針盤が設置されていました。ここで昼食を摂って、県民の森/森林展示館の脇を通り、カラマツ林の金昌寺コースを通って下山します。金昌寺までの約2時間の歩行でしたが、里山らしく地形図や登山アプリに表示されていない生活路なども所々で出現し、その都度スマホアプリで確認しながら、道迷いせずに下山できました。
【感 想】
[高橋さん] 秩父の山は久しぶり。芦ケ久保の丸山は港区三田に住んでいた時ファミリーハイクで出掛けた山で、30年以上経っていたらさぞ様変わりだろうと懐かしさもあって、関山氏の山行に申し込んだ。 ファミィーハイクでは1回目はごく細い登山道でスズメバチに出くわし「桑の実を沢山食べれたし、頂上の近くまで登ったし今日はもう帰ろうか」で帰って、2回目が1984年4月30日で頂上に無事辿り着けた。頂上のすぐ下を立派な車道が通っていて車で来れるせいか他のハイカーに全く遇わなかった。4歳の娘はぐずらずに歩き通してくれた。展望台に備えてあった望遠鏡(無料!)に武甲山や堂平天文台が大きく見えていた。「埼玉県民の森」のアスレチックに夢中で取り組んでいた子供達。駅に下山後芦ケ久保川でオタマジャクシを掬ったり川遊びに興じ、駅前のあったかいウドンを食べて帰宅した。私はこの頃子育てと仕事で必死だったはずだが遠い昔のこと。今では子供らは山に見向きもしないのは残念である。この頃扇山や鳥海山にも登ったのだがこれらの山々を子供らは覚えているだろうか。今度尋ねてみよう。
今日は雲一つない青空に恵まれ素晴らしい山行日和でした。日向山から秩父市街の向うに両神山を見る。この山に坂本集落から八丁尾根を登りたいと計画しているうち登頂機会を逃してしまった。丸山頂上で昼食を摂った。大仰な展望台設置より周囲の展望を遮る木を少しだけ伐採すればと思ったり・・。まあ仕方ないか。下山路の標識が家族連れにしたら不明瞭なところがあり、判断に迷う箇所もあり地図と見較べた次第。里山歩きは難しいが関山さんが良くコースを調べてくれていた。金昌寺へ下山中にシロバナトウチソウ2株が蜜にブラシ状に真っ白な花をつけて満開なのを見たが、「・・ショウマ?」と訊かれているうちに行き過ぎて写真を撮る暇が無かった。いろいろな山行を思いだしながら歩いた。
関山リーダーのもと、4人パーティがそれぞれ個性を発揮して良くまとまって歩けて楽しい山行でした。今年「さんかくてん山行」に参加するのは「大野山・日の出山(中途足攣りで戻る)・丸山」のわずか3回とあと集中山行などがある。原付から自転車に乗換えて左手を痛め、3点支持に不安を覚え2年半南北アルプスにも出かけられず、手のほうも治り切らないし、そろそろ山の会を退会する潮時かなと思わないでもない。
[松下さん]晴れて天気の心配のない山行でした。日向山・丸山一度登ってますがコースが違ったのか初めて登った感じでした。歩きやすい道で快適に下りましたが、バスが来ないので困りました.地元の方の計らいで最寄りの駅まで送っていただき助かりました。感謝です。
|