奥州と関東を分ける交通の要衝の山王峠の直ぐ北に貝鳴山はあります。

南会津の雪山 貝鳴山

日 時:2021.02.21(前夜【泊】)  参加者:L桑村、松尾、佐藤

タイム:前夜 会津高原尾瀬口駅近くの「夢の湯」【泊】

2/21 起床500 夢の湯610(発)─宿の車で─貝鳴山登山スタート地点635──南西斜面の急登(ほとんど雪なし)──830標高1150mより積雪──855貝鳴山標高1222mの山頂905──915コーヒー休憩945──1018  1196.9mピーク──1122荻野集落(着)登山終了─宿の車で─1155「夢の湯」着、入浴─1322会津高原尾瀬口駅 特急リバティ 1616(着)浅草駅


毎年、楽しみにしている会津雪山山行も昨年はコロナでお休みでした。今年は何とか密を避けて参加させて頂くことにしました。
今も日光街道を見下ろす好位置に貝鳴山があります。






貝鳴山は上の地図のように関東と奥州を分ける山王峠の少し北にある昔の戦略上の重要拠点にある山です。江戸時代以前はこの山の真下を通る日光街道を山の上から監視し、急あるときは山の上からホラ貝で急を知らせたそうです。山の下には移築保存されたそうだが山王茶屋をいう茅葺の茶屋があったそうです。
土曜日なのに全く人のいない東武特急です。

山行は前日にゆっくり浅草から特急で会津高原尾瀬口駅へ向かいますが、土曜日にもかかわらず列車車両にはなんと私1名だけの乗車です。いくらなんでも寂しい。列車の窓から隅田川の川原を見下ろすと隅田公園には人・人・人の大混雑です。


さんかくてん会員の会津山行の帰りに入浴する「夢の湯」です。


山行はのんびりと会津高原尾瀬口駅近くの温泉「夢の湯」に泊まらせて頂くことにする。いつもは「さんかくてん」の皆さんが会津山行の帰路、寄らせて頂いた温泉が旅館も兼ねていることは知りませんでした。

翌日は宿の主人の厚意で日光街道の貝鳴山の南西の尾根の取り付き付近まで送って貰いました。

日光街道沿いにある貝鳴山の南西尾根取り付き付近で出発準備を
しました



日光街道沿いの尾根の取り付き標高770mから一本調子の急な登りです。周囲はしっかり雪がありますが、この登り、なんと全く雪がありません。
雪の全くない南西斜面の急登を登って行きます。
緩斜面は全くありませんでした。



道はありませんが雑木林の中の枯葉の急な尾根を高度を稼ぎます。
山頂近くに漸く積雪を味わうことができました。



漸く山頂手前の標高1150m付近でしっかり雪が出てきました。
貝鳴山山頂で記念撮影です。



会津らしい静寂な清楚な貝鳴山山頂で記念撮影し、一寸進んだ先で昼食とコーヒーをしました。
1195.9mピークへの気持ち稜線をあるきます。




そこからアイゼンを付け会津の山らしい木立の中の雪面をのんびり、荻野集落に向かいました。
貝鳴山を下山し荻野集落へ着きました。

そこからアイゼンを付け会津の山らしい木立の中の雪面をのんびり、荻野集落に向かいました。荻野集落は10軒弱の集落と街道沿いにはログハウスが数軒立ち並び、古くからの人と新しく移住してきた人が混在しているようです。

再び「夢の湯」の主人に迎えに来て頂き、宿に戻ったのは昼前でした。1時間ほど入浴と休憩をしました。




会津高原尾瀬口駅1322分の特急に乗車し、なんと1616分に浅草駅に到着し、解散しました。


 

 

 

久しぶりの雪山山行でした。軽い山行でしたが、運動不足の私には丁度良く、それなりに雪をあじわえました。そして二度も温泉を味わいリフレッシュしました。(佐藤)

 


























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