秀麗富嶽12景 倉岳山・高畑山

日 程2021.4.17(日)快晴

参加者(L記録)三戸、(SL)関山、福井、高田、渡辺(綺)、杉浦、堤

行 程08:55梁川駅―09:25登山口―11:00 立野峠―11:40倉岳山—12:00倉岳山 ―12:30穴路峠―13:10高畑山―14:30小篠分岐―15:10小篠貯水池―15:55鳥沢駅


当初予定の前日が雨模様との天気予報から急遽、翌日の4/17山行となった。当日は朝から快晴であり清々しい気分で無人の梁川駅に到着。


駅前広場には総勢31名の「東京ハイク」の面々が既に準備体操をしている。聞けば倉岳―高畑
山コースとのこと、後続になれば大変と先行するかの団体に登山口で追いつき、登山準備をしている31名を尻目にさっさと沢沿い歩きの登山道に取り掛かる。
トチノキの森を行く

うっすら汗をかいてきた顔に沢からの涼風が実に気持ち良い。前日の雨の影響か水量がやや多めの渡渉を7~8回ほど繰返し、標高720m最後の水場を経て尾根に向かい植林地の中を急登し立野峠に着く。
倉岳山山頂

西に向かって倉岳山への尾根を進み二つのピークを越して本日目的の一つ倉岳山頂上に至る。
倉岳山の富士

やや冷たい風が吹く中、ここからは少し雲がかかっているものの堂々たる富士山を目の当たりにすることが出来、富士景色をおかずに20分の昼食休憩をとる。
高畑山山頂

昼食の後、もう一つの秀麗富嶽12景高畑山を目指し急な下りを経て穴路峠に至る。峠から天神山のコブを超え尾根を進んでいくと、やがて高畑山の頂上に着く。静かな頂上で眺める富士は倉岳山と同様の雄姿である。

暫しの休憩の後、頂上から尾根伝いに北方向に下って行く。途中所々で朝登ったピラミッドのような倉岳山が垣間見える。


やがて竹林の中の地蔵を見つけるが、ここは先の穴路峠からのショートカット道との合流地点でもある。沢沿いに下って行くとやがて左方に小篠貯水池に出る。

振り返ると淡い新緑の山々と真っ青な空を背景に1本の桜が咲いており、その風景はまさにのどかな、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる。やがて車道に出てふもとの家々の庭に咲く季節の花を愛でながら鳥沢駅に到着した。

・薫風や樹齢きそへるトチの森

・薫風に石仏のかほやわらげり

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