アミノバイタル効能の治験山行報告 ぼくたちの人生は下り坂である。昨日できたことが今日できなくなり、今日できることが明日できなくなる。こうした老いるという経験は、後期高齢者の域に近づくにつれ、確実に骨身に沁みて実感を強くする。そして、かつて味わったことのないこの変化は、新しい経験であるに違いない。それなら新鮮な思いでこの経験を味わい、自分の新しい現実をありのままに受け入れたい。 去年、ある山行でぼくはバテてしまった。頂上の直前で足が攣り68(ツムラ-芍薬甘草湯シャクヤクカンゾウトウ)という即効性の漢方薬を服用したがなかなか調子が回復しないという経験をした。そんなときに同行の健脚で知られるF嬢からこれを飲んでみたらと、「アミノバイタル」と「ドライ果実のいちじく」を差し出して勧めてくれた。そして、すがる思いでそれらを服用し食べると、なんと体調が快復し足どりも軽くなり、無事に完歩できたのである。下山後、服用した空き袋を見て全く同じのaminoVITAL GOLDを薬局で買い求め、スーパーで見つけることのできなかったドライいちじくをネットで探しゲットした。それ以来ぼくのリュックには、肉体の衰えをリカバーしてくれるこの2種のサプリメントが常備されることになった。そして、登山を始める前と終えた後に服用するルーティーンが生まれた。そのお蔭で毎回快調に登山を続けられるようになった。人生の下り坂を他力を借りて少しなだらかにすることができ、登山を楽しむことができている。 このたびぼくたちは、このスポーツサプリメント「アミノバイタル」が肉体の衰えを本当にリカバーできるものなのかの治験を行うことにした。 実証実験の山域として、奥多摩の御前山と西丹沢の檜洞丸の2山のロングコースを選択し、2週続けて挑戦しその効能を確認することにした。 この治験に際しては2匹の老齢のマウスを使うことにした。 マウス@号をさとる君と称し、大器晩成と言われて70年、若きホープと言われて65年が経過したが、そんな面影は全く無く、定年後の一日一日を気持ちよく、いい顔で過ごせるように心がけている。♂74歳マウスA号をきよし君と称し、茫洋としてとらえどころのないようであるが、全体を俯瞰し瞬時に自分のポジションを察知して、その役割を演じてくれる。自分を殺して、あえてボケ役を引き受け、誰一人として傷つけない。♂73歳
【御前山】2021.5.3 マウス@号 【檜洞丸】2021.5.9 マウス@号・マウスA号 |
データ[御前山]
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データ[檜洞丸]
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記録/関山 聡・三戸 潔 データ/三戸 潔
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