滝登りの後は、花の稜線漫歩 南会津 七ヶ岳(1646m) |
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2021年5月30日(日) 5/29 13:30浅草発特急けごん乗車15:10下今市着15:14発 16:39会津高原駅着 徒歩10分で「夢の湯」18:00夕食 |
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5/30 4時起床 銘々朝食後5:30分宿の車で登山口へ 6:20黒森沢登山口着 6:40出発 7:00林道終わり 7:45〜8:00
1310m地点巻道分岐 8:30〜8:40沢靴履き替え 8:45〜9:15護摩壇滝通過 9:55〜10:05 1490m沢中休憩 10:45高杖コース合流稜線で靴履き替え 10:55〜11:10七ヶ岳山頂 11:50〜12:20三番岳 12:55〜13:10下岳 13:45古内口分岐 14:20下岳登山口着 車で15:30宿 入浴、昼食後 18:09特急リバティ会津 21:05浅草着 |
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5月30日(薄曇りから晴れ) 宿のご主人は84歳、マイクロバスを運転して客をディズニ―ランドまで送迎するそうだ。スピード感溢れる運転で、登山口着。 |
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リーダーからトップと最後尾の間に必ずいるよう注意を受け、二班に分かれ出発。幅広の歩きやすい道で準備の足慣らし。 |
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1300m付近で、沢の中を進む道に2本新しいロープが張ってあり、左手に巻道が伸びている。昔来た時は無かった道だ。近年降水が多く、沢が荒れてここも入渓禁止していた時期があった。LやSLが偵察。沢中を行くと決定。私達もロープを潜って沢中を進む。あちこちに新しい赤やピンクのテープがぶら下がっている。サンカヨウを見つける。ガラスの花弁は、まだ固く閉じている。 出ました!!今日のハイライト護摩壇の滝、2段の立派な滝。私は下を簾の滝と名付けている。 |
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沢靴に履き替え。持っていない人は靴に紐や縄を巻いた。他の登山者3人が例の巻道から急斜面を沢に降りて来た。彼らを先に通して、道筋を確認。 簾の滝は左にロープが垂れている。ロープ無しで、楽に越せる。 護摩壇滝は、左右にロープが垂れているが、左側は黒くヌメヌメして、手も足も置くところが無い。滝下で右側に渡る。 |
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私はここを秋に2回来ている。今日が一番水量豊富。逸る心を抑えられず、先頭グループがどんどん登る。リーダーが“待って!ロープには一人”と叫ぶ。水音で通じない。何度も大声で叫ぶ。やっと通じて、ほっとする。 |
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右手がいまいちの私は、どうしても左側、水線に寄って行く。水は驚くほど冷たい。滝口でサポートしている美知子さんは、堤さんは水が好きなのねと言っていた。全員無事護摩壇滝登りが出来ました。良かったネ。 |
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ここから先は、記憶ではラクチンだったのはずが、幅いっぱい水が流れているので、登山靴組は、結構難儀した。今回沢靴で挑戦した綺子さんは、前回よりずっと楽だったそうです。 皆、力いっぱい、転落しないように、緊張して登ってきたので、かなり疲れたはず。一本取りたいが、いつまでも水が涸れない。何とか離れ離れながらお尻の濡れない休憩場所を確保する。 |
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1530mで、左の枝沢へ入る。先に進まないようロープが張ってあり、小さい表示板もある。 ここで水とお別れ、何とこの枝沢には残雪が続く。沢の水量が多い事、水の冷たかったことの謎がとけた。 間もなく稜線に出た。靴を履き替え周囲の山を眺める。 |
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このコースは、人気で地元の登山者とも多くすれ違うようになった。 |
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ここからはリーダーの指示で先頭を交代しながら7つのピークをたどる。トップはとかく先に行きがち。後ろに目があるかのように歩を進めるのは、実に大変。そんな先頭歩きの訓練です。長い隊列に大声をあげて指示する桑村リーダーは、今日は、足ではなく喉が草臥れた事でしょう。 |
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そして思いがけない事にしゃくなげ、タムシバ、アカヤシオが、新緑の峰々をとりどりの色で染め上げています。 |
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足元には岩ナシ、岩カガミ、ミツバオウレン、ツバメ万年青、ショウジョウバカマ等春一番の花花花。 |
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三番岳の急登りで、良い汗をかき、最後の下岳登山口への急下りを終えた。待ち受けていたご主人運転で、再び宿へ。ひと風呂浴び、ビールにカレーうどんを食べた上に、又車中で日本酒交歓会。満足度120パーセントの山行だ!!(堤:記録) |
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