「秀麗富嶽十二景 小金沢連嶺」山行

令和3年6月20日(日)
メンバー9名三戸(L)、高田(SL)、関山、渡辺(綺)、吉岡、渡邉(美)、蔦、福井、長谷川(記録)

コース8:10甲斐大和駅発→ジャンボタクシー→8:45小屋平バス停着。

9:01小屋平バス停出発1570m→10:17石丸峠1910m(小休憩)→10:33天狗棚1957m→10:48狼平→11:38小金沢山2014m(小休憩)→12:20牛奥の雁ヶ腹摺山1990m(昼食)→13:32川胡桃沢ノ頭1940m→14:14黒岳→14:32白谷ノ丸1920m→15:06湯ノ沢峠1390m→15:10湯ノ沢峠発→ジャンボタクシー→15:50甲斐大和駅着


計画では前日の日程でしたが、雨天のためリーダーに日程調整をしていただき翌日に延期しての企画。ただ、早朝に自宅を出るときは雨・・・。ところが天気予報通りに中央本線で大月駅を通過する頃には時折青空も見えてきて、一気に気分上昇でした。

 甲斐大和駅改札口内に、ジャンボタクシーの運転手さんがお出迎えに来てくれ、すぐ出発です。

石丸峠から小金沢連嶺へ向け縦走を開始しました。

スタート地点の小屋平バス停には、いくつかの若者グループもいて活気があり、私たちも泥汚れ防止にしっかりスパッツをつけて、雨上がりの滑りやすい土の道を慎重に登り始めました。

 サブリーダーの高田さんは、1週間後の甲武信ケ岳山行に備えて、約13キロのザックを担いで、気合が入ってました。(きっと本番は成果があるでしょう)

笹原の視界が広がる「石丸峠」で休憩。十分水分補給をして、少し登ると雨上がりで瑞々しくてきれいなコケが多い林に入りました。

よく晴れていた小金沢山頂

いくつもの小ピークが目の前に見える度に、あそこが目指す山頂か・・と思ったり、雲が切れて陽が差すと富士山はどちらの方角か?と確認しながら山頂を目指しました。

そして「小金沢山」山頂はさんかくてんで独占でした。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上で

次に、比較的平坦な笹原を歩いて「牛奥の雁ヶ腹摺山」を目指しました。到着した広い山頂で昼食タイム。

たおやかな稜線がよく見渡せる気持ちの良い場所で、ソーシャルディスタンスをとって、ゆったりと過ごして充電しました。関山さんが差し入れしてくれたお手製のセロリのオリーブオイル漬けが、とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 次の「黒岳」へのルートが、標識が老朽化して下に落ちて草に埋もれていて分からず、皆で地図とコンパスで確認しました。時々陽が差すと、富士山の姿を想像しながらほぼ平坦な笹原を進み、「川胡桃沢ノ頭」に到着。その後は、大きな倒木を何本か跨いだり、少しのアップダウンを繰り返して、シダの生い茂る道を進むと「黒岳」に到着。山頂でやっと携帯の電波が繋がり、リーダーが帰りのタクシーの手配をしてくれました。

山で出会えた植物たち
赤いツツジ(花言葉:恋の喜び) ウマノアシガタ(別名キンポウゲ)(花言葉:子供らしさ、栄誉、栄光)

雨上がりの瑞々しいコケとシダ

下山は、ぬかるんだ滑りやすい急な下降になり、1日のうちで1番下肢筋力が鍛えられる道でした。やっと到着した「白谷ノ丸」は一面ガスで視界はゼロ。山の天気の移り気を感じました。引き続き転ばぬよう注意して下り、無事に予定通りの時刻に「湯の沢峠」に到着。ジャンボタクシーが待機していて、すぐに甲斐大和駅に向かいました。その後は、都合のつくメンバーで、美味しくお疲れ様会をして英気を養いました。

 雄大な富士山の姿に会える日は、先延ばしになりましたが、梅雨の時期にレインウエアを着ることなく過ごせてラッキーでした。リーダーを始め、メンバーの皆様とご一緒できて楽しい1日でした。本当にお世話になり、ありがとうございました。 

*なお、当日の夕方はJR渋谷駅近くの変電所の故障で、主要なJRがほぼ運休😢でした。時間を要して疲れましたが、何とか皆帰宅できました。 

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