奥多摩・八丁山1280

日時:2021620日(日) 山域:奥多摩 山名:八丁山 ルート:巳ノ戸尾根
メンバー:飯嶋(L)、桑村(SL・記録)、渋谷、松下、松平
タイム:奥多摩駅0813=東日原BS0902  0910>中日原BS0925>階段>巳ノ戸橋>稲村岩尾根0930>稲村岩尾根と巳ノ戸尾根との分岐1000>標高850m地点1110>八丁山岩稜帯手前1215>八丁山1250>巳ノ戸尾根分岐1440>巳ノ戸橋1500>日原川河原1510>中日原BS1555>東日原BS1605 1617=奥多摩1644

 梅雨に入り週末の天気が不安定。土曜日は雨の予報だが、日曜日はなんとか持ちそうだ。八丁山は、鷹ノ巣山から稲村岩尾根を下山する周回コースが定番だが、昨年の台風で、稲村岩尾根の下部が崩壊。通行禁止になっている。したがって、石尾根を下山することになっていたが、時間によっては六ツ石山から水根をエスケープとした。

トップ桑村のオーダーで出発、しょっぱなから、日原川にかかる巳ノ戸橋(550m)へ下りる階段を間違えて、日原の集落をウロウロ。なんども上り下りしてきた階段なのに……。バス停すぐの階段と刷り込まれていたのだが、バス停は東日原(土日はここまで)ではなく、ひとつ先の中日原(平日のみ運行)だったのだ。先が思いやられる!    

階段にも、分岐にも「稲村岩尾根は通行禁止」の看板が設置されている。私たちは、大崩壊と書かれた稲村岩尾根を左に分けて、巳ノ戸尾根の支尾根にとりつく
(645m圏内)。

林業の作業道で、ジグが切ってある。集落があったのであろうか(765m圏内)、基礎の石積みが残り、一升はゆうに炊けるお釜が散乱している(15年前も同じだった)。860m圏内で巳ノ戸尾根に乗る。

方向が変わり、登り一辺倒となる。991mポコ周辺は、広いなだらかな尾根で「下りは迷いそうだなあ、標識がいるなあ」と思っていたら、テープべた張り。

シカ柵にも囲まれていて、迷うことはないが、柵を補強している針金が(登山道ではないのでリボンはついていない)、ちょうど首の位置に張られていてコワイ。
農工大が動物調査用にカメラをとりつけていた。

足に優しい土の感触だが、急登で落ち葉が滑りやすい。渋谷さんが足が攣ったので、荷物を分担する。桑村トップだと、また攣るといけないので、渋谷さんに先頭を歩いてもらったが、先頭だと頑張ってムリをしてしまう。飯嶋Lが、いいペース配分だった。

ハイライトの八丁山山頂直下の岩稜帯手前で12時を過ぎたので、大休止のお昼となった。青空、白い雲、端正な三角錐姿の鷹ノ巣山がヤマボウシに映えて美しい。が、ここからはまだまだ遠い。今日は、目的の八丁山までとし、急だけど尾根の広い巳ノ戸尾根を下ることとした。

「ここで待っている」という渋谷さん以外の4人で、八丁山までのプチ岩場を往復。昨日の雨で濡れているかと心配だったが、岩は乾いていて快適。岩稜帯からは鷹ノ巣山の眺望が得られて満足。岩に緑濃い苔が美しいが、苔が濡れていて滑るのと浮き石に要注意。山頂には、一部が欠けた古い趣のある標識と新しいのが架けられていた。測量の標石も埋められていた。

青空の下、眺望に恵まれた気持ちのいい岩場を楽しんで、渋谷さんと一緒に下山開始。991mポコ手前まで桑村トップ、以降は松下さんが先頭の練習。なぜか、パーティーの先頭はルートは分かりにくく、2番手がよく分かりアドバイスするのがセオリー。今日の山行もつつがなく終えて無事に下山。

 

雨は降らなかったが、蒸し暑いこと。バス時間まで1時間ほどあるので、日原川の河原に下りて休憩した。鷹ノ巣谷への入渓点だ。





















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