明神ケ岳・金時山縦走山行記録 日 程 2021年11月13日(土) 参加者 L関山(記)、SL三戸、山口、高田、長谷川、松平、松下、矢沢、吉岡、渡辺綺 アクセス [往路] JR品川駅(6:03発)---<東海道線>---小田原駅(7:14着)/ 乗換(7:24発)--<大雄山線>--大雄山駅(7:45着)/乗換(7:50発)--<バス>--道了尊(8:00着) |
行 程 道了尊バス停(8:00)・・・夫婦杉/トイレ(8:10登山開始)・・・見晴小屋・・・神明水・・・明神水・・・(10:57)明神ケ岳(11:20)・・・火打石山(12:15)・・・矢倉沢峠(13:20)・・・・(14:20)金時山(14:50)・・・(15:40)金時登山口バス停/トイレ(15:45)・・・仙石バス停(15:52) |
夫婦杉 記 録 箱根の外輪山の明神ケ岳や金時山は、富士山を間近に眺めることのできる山として知られているが、富嶽の絶景を見ることは意外と難しい。晩秋から冬の時期の高気圧に覆われ晴れて湿度の低い天候に恵まれたときに、日本一の富士山を見る機会が多いのです。しかし、この縦走コースは歩行距離と歩行時間が長い上に日没が早いので、歩行は標準ペースにした上で、行動中の長い休憩や食事タイムを設けず、カロリー補給は簡便にお腹に入れられる物を、給水はリュックを下ろさずにできることなどを工夫してもらうことにした。 道了尊は天狗のお寺として有名な最乗寺の入口です。大きな杉並木の参道に入らずに左側のトイレのある夫婦杉前で出発準備をした。 |
登山口からしばらくは道は荒れているがやがて林道を横切り、高圧線の下を通り2回目の林道を横切って杉林の中を行くと見晴小屋に着く。 |
明神からの眺望 登山路はV字型に雨で深く浸食されて細くなり、その上に枯葉が溜まりバランスがとり難く非常に歩き難い。さらに10分程登ると開けたカヤトの尾根道となり、広葉樹が紅葉していた。やがて急な斜面の手前に神明水の水場が現れ、明るい尾根を30分程行くと明神水に出る。 |
明神山頂 |
登山道を尾根を巻くように登って行くとやがて赤土の霜解けのぬかるんだ山頂に着き、金時山の上方に雄大な富士山が飛び込んできた。又、箱根方面に目をやると大涌谷の噴煙が上がっていた。山頂には20〜30人ほどの若い登山者がいて賑わっていたが、20分の早い昼食タイムを取った。ほぼ予定コースタイム通りだ。 |
マユミの実 山頂から矢倉沢への下りの尾根道は背の高い草木が少ないので、左右の見通しがよく富嶽を一望しながら気持ちよく下ります。途中、赤い実をたくさんつけたマユミの木に出会い、やがて小刻みなアップダウンを繰り返すと、両側が背の高い笹に覆われた独特の雰囲気のある道となり、眺望が利かないまま矢倉沢に着いた。 |
すでに道了尊から5時間を超える歩行で皆疲労感はあったが、ここで登頂を断念する理由などなかった。(・天気は快晴、・予定通りの歩行で遅れがない、・まだ時間的余裕はある/まだ日は高い、・疲労はしているものの完走したき旨の強い意志を感じる、・・・) |
金時山までの往復2時間の急登を一歩一歩ゆっくり歩めば登頂できると確信していたので、予定通り山頂を目指した。公時神社分岐からの急登は下山者と混雑したこともあって、この山行で一番つらかった。しかし、予定より早く山頂に辿り着き、30分の休憩を取り完登の喜びを享受した。 |
長尾山、丸岳、芦ノ湖 下山後の仙石バス停からのバスは満員で乗れず、又、道路も渋滞していることからコースを変更し、強羅までバスで行き箱根登山鉄道で小田原に向かい、反省会を行いました。 【感 想】 [山口さん] 久しぶりの皆さんとの山行で楽しい1日となりました。山地図の標準タイムで歩く計画を皆さんと実行出来てペース配分の確認が出来ました。これからの山行は、「標準タイム山行」ですかね! [長谷川さん] 美しく凛々しい富士山を真正面からうっとりと眺めることができて、心が洗われました。バンザイ!といった気分でした。ありがとうございました。 [松下さん] 「明神ヶ岳、随分前に登りましたがすっかり忘れてました。頂上だけは覚えてました。私のペースより若干早く一日頑張れるか不安でしたが、休憩の時、ちょっと来ない間に方針を変えたのか歩くのが早いと・・・言う方がいて、私だけではないと安堵しまし [吉岡さん] 明神から金時まで富士山を見ながら楽しく歩けました。登山口のお寺も立派そうで、今度はお寺から登ってみたいです。 [矢沢さん] 念願の明神ヶ岳から金時山へ通しで歩くことができ、また皆さんの楽しい会話と共に歩いた山行でした。明神ヶ岳方面から見た金時山の頂上付近があの様にポッコリしていることや芦ノ湖まで見えることも新たな発見でした。 |