上越 板沢山(1146m)山行

日 程:2023年2月23日(木) 晴れ時々曇り 最高気温8度  

参加者:桑村(L)・渡邉美・飯嶋・石川研・長谷川(記録)

コース:上越線 上牧駅8:46着−(タクシー)―石神峠着 登山口石神峠787m(9:51発)〜811m(10:05)〜茶色の鉄塔(10:15)〜1033m(11:30)〜シルバーの鉄塔(12:05)〜板沢山山頂1146m(13:05)〜シルバーの鉄塔:昼食(13:35)〜石神峠(15:30着)

*山行終了後に「上牧 風和の湯」に立ち寄り。



7:45分高崎駅発の上越線車内で全員集合。谷川岳の双耳峰が綺麗に見える上牧(かみもく)駅で下車。登山口まで重いザックを背負っての約6キロの林道歩きはとてもきついため、リーダーがタクシーの迎車を手配してくれました。
今回の取付き箇所:石上峠の少し先。進行方向左手にミラーがある所



あまり愛想のよくない運転手さんと登山口の石上峠を確認して、2回に分散して向かいました。

峠では、真っ青な空がみえてきて、皆で「上越ブルーだ!」と気持ちが高まりました。



今回のルートは、みなかみ町と沼田市の行政界の緩めの尾根を歩きました。

2月中旬にしては、気温は高めで風もなく、15分程度で汗ばんできて衣類調整・水分補給をしました。

 所々雪が解けていて、ミルフィーユ状に何層にも重なった落葉を踏みしめながら登り、1つ目の鉄塔周囲には作業用の階段が設置されており、滑らないよう慎重に進みました。鉄塔の場所はよく陽が当たり、休憩にはぴったりでした。

 次の鉄塔周囲からは、進行方向左手に、美しい雪景色の谷川岳が、多くの立ち木の隙間から見えて、誰もが「素晴らしい!だけど木が邪魔ねえ」と何回も口に出して残念がってました。傾斜は緩やかでも登り坂が続いて息が上がりながら、カモシカやウサギの足跡を楽しんでがんばりました。





1033mのピークを通過して、道幅が広く迷いそうな地点では、地図で尾根のカーブを確認して進みました。帰路の道迷い防止のために、リーダーが持参したテープを木に結んでくれて、ありがたかったです(さすがです!)赤テープは、既に沢筋に所々ついていたのですが、目指す尾根筋からずれていて、疑問に思う箇所がありました。リーダーのお話で「夏道用の目印」と教えていただき、なるほど!と納得。(雪があるうちは雪崩の危険性があり登山者は通らないルートだそうです)
山頂直下見事な雪庇




山頂直下では、見事な雪庇!1人ずつ記念撮影をしました。雪庇は登りにくいため、リーダーが雪の階段を作ってくれて、山頂にたどり着けました。
名カメラマンの石川さん



山頂直下では、見事な雪庇!1人ずつ記念撮影をしました。雪庇は登りにくいため、リーダーが雪の階段を作ってくれて、山頂にたどり着けました。
三角点がある山

山頂で風が出てきたので、陽当たりのよい鉄塔まで下りることになりましたが、途中には急な登りもあり、なかなか体力を要しました。

1番の難所は、全員一致した意見で「鉄塔周囲の作業用階段」でした。ジュルジュルの雪と斜めに傾いた幅の狭い階段を下りることは、本当に恐怖でした。

帰りの上牧駅ホームから見えた谷川岳。2つの耳がくっきり

電波が通じる鉄塔の下からタクシーの手配をしていただき、ゴール後にタイミングよく迎えにきていただきありがたかったです。林道歩きなら2時間は要したでしょう。

 下山後は日帰り温泉「上牧 風和の湯」で冷えた身体をほぐして、ほっこり。お疲れ様の乾杯後、帰途につきました。

 






目標のピークに到着でき、雪訓で教えていただいた内容のおさらいを、長く歩くことでより体感として身につけられたことが何よりありがたかく、楽しかったです。
リーダーと参加の皆様、急遽の参加申し込みを受け入れていただき、お世話になりありがとうございました。

 

 

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