北アルプス 「白馬岳」

日 程:2023年5月2日(火)〜5日(金)  
参加者:佐藤(L)・得津・上野(後半記録)・長谷川(前半記録)


コース:
5月2日7:00新宿発―(あずさ1号)ー8:36韮崎着―(レンタカーで中央・長野自動車道)−12:50栂池ゴンドラリフト駐車場着―(ゴンドラ・リフト)−ロープウエイ自然園駅着・14:35登山開始1850m―15:00栂池湿原―16:30テント場2072m着
5月3日5:50登山開始―8:08船越の頭2595m―9:50小蓮華山27634m―11:30三国境2751m― 13:10小蓮華山―14:00船越の頭―16:30テント場着・登山終了

栂池高原でゴンドラを下り、雪に覆われた湿原をテントサイトに向かって進みました。

5/2登山開始のロープウエイ自然園駅には、連中の平日のせいか誰もいなく、快晴の静かな湿原歩きで徐々に体を慣らしました。暖かさで雪の解け具合は例年より20日早いそうで、アイゼンは使わずに進みます。雪山テント泊が初めてなので、アドレナリン全開でザックの重さに耐えて大汗です。

徐々に傾斜がきつくなり、トップを交代しながらキックステップで登り、息が上がります。

夕闇迫る標高2072m地点で念入りに傾斜を確認してテント設営























計画ではテント設営は2280mの地点でしたが、夕方からの気温の低下を見据えて、2072mで条件のよい場所をリーダーが見つけ、設営場所に決定。

スコップで雪面を平らにならしたり、飲み水用のブロックの雪を準備です。入山祝いは、途中で購入したお寿司とビールで乾杯。月明りがキレイな夜でした。明日に備えて20時就寝。






白馬岳への出発の朝、西の高妻山から登るご来光。



5/3

南に朝日に染まる鹿島槍ヶ岳と五竜岳です。































5/3 夜中はとても冷え込んで、皆寝不足で登山開始。
雪がしまってアイゼンがよくきいて、急登も登りやすく、7時半前に当初に予定していたテント場に到着。ここで、私のザックの腰ベルトのバックルが割れるアクシデントが発生(やむなく手拭いで補強・・)昨日より荷物が軽くて救われました。

船越ノ頭への激しい急登の途中のテラス状から鹿島槍、五竜、白馬連峰を眺めました。




さらに急登を進み、しんどいながらも残雪の五竜岳・鹿島槍ヶ岳の美しさに歓声を上げながら登り、船越の頭に到着。

小蓮華山からの美しい白馬岳へ向かって歩きました。


稜線に出たら、雪がなくなっている箇所が結構あり、小石や岩の間をザックザックとアイゼンの刃を引っ掛けないように気をつけながら歩きました。

小蓮華山から白馬岳をバックに記念撮影です。



小蓮華山山頂には雪がほとんどないものの、さすが北アルプスらしく若者の登山者が多くいました。

三国境までのルートも雪は少なくて歩きづらく、わずかなアップダウンにも体力を要し、雪があるととても歩きやすかったです。

小蓮華山付近から朝日岳、犬ヶ岳、白鳥山、尻高山から日本海に続く日本海へと続く栂海新道が見えました。

三国境(新潟・富山・長野の県境)から時間切れ引き返しました。



三国境を少し通過した時点で11時半だったため、白馬岳往復に要する時間と下山時刻を見通すと今回は展望のよいその地点でゆったり休憩をとって下山することに決定。

三国境(新潟・富山・長野の県境)のケルン 帰路の小蓮華山の緩やかな稜線です。 




帰路は同じルートでしたが、直射が強くて雪はさらに解けてました。

既に小蓮華山には誰もいなく、静かに遠望を満喫。

船越ノ頭からベースキャンプへの下りは雪面の傾斜が厳しく慎重に下りました。







船越の頭から急坂を下ることになり、ピッケル片手に上半身をやや斜めにして、緩んだ雪をキックステップで足場を確保。一歩ずつ降りるのに、全身ガチガチに力が入りました。

バックステップで下る箇所もあり緊張!へとへとになり、下肢の筋肉は悲鳴を上げてました。

安全な場所では上野さんは尻セードを大いに楽しみました。







上野さんは一部尻滑りで下降しましたが、上手く止まり待機してもらいました。

夕食はカレーライスで充電しました。




無事にテントに帰ってから、佐藤リーダーお手製のカレーで充電させていただきました。       (記録:長谷川)




5/4  晴れ          

2072m付近テント場(撤収)8:00〜出発9:00〜栂池ロープウェイ10:40リフト乗り継いで栂池高原駐車場12時〜国民宿舎鬼無里14:00(チェックイン15:00)【泊】

撤収の朝、濡れたテントを乾かしながら撤収しました。



今日は下山して観光だけなので、皆さん早起きする必要もなくぐっすり眠っていました。


私は4時頃に目覚めてしまい、荷物の整理などして準備してました。各自、朝食をとり身支度を整えて、出発。


帰路は皆でザックに乗ってセードを楽しみました。



歩き始めたら雪質が柔らかく、アイゼンのエッジを効かせないと滑ってしまうんではないかなと思いました。特に急勾配の所は注意していましたが、うかつにも自分も滑ってしまい偶然にも、シリセード(お尻から滑ること)になり無事に下りて助かりました。

調子にのって見通しよく安全な所で、ちょくちょくやってしまいました。



栂池高原から白馬村へ向かう途中は終始北アルプスの後立山連山の雪山が楽しませてくれました。右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳です。




















今年は暖かく全国的に雪が少ない、地肌も至る所にありスノーボー、スキー客も標高の高い所をめざして登っていました。それでも北アルプス連峰の眺めは、素晴らしく、いつまでも目に焼き付いていたいくらいです。お互い写真撮ったり、眺めを楽しんだりして往路と同じくリフトを乗り継いで駐車場に着きました。

国民宿舎鬼無里に着き、まずはビールでお互いの頑張りと無事を感謝して乾杯です。夕食には大盛の山菜の天ぷらがでて食べきれないとおもいましたがペロリでした。



























そしてこの地域でやっと、予約がとれた国民宿舎に向かいました。(このゴールデンウイークに予約をとってくれた得津さんに感謝です。)


5/5 晴れ





この宿は綺麗で部屋も広い、ただ風呂は大浴場とは言えないが小さい気がしました。、食事は私達にサービスしてくれて大満足でした。。昨今、経営者が変わったので宣伝の意味かもしれません。

さてここから奥裾花渓谷から奥裾花自然園の水芭蕉見学に向かいます。

走行中、窓からみる裾花川の渓谷はまるで秘境の様を呈していて圧巻でした。高い隆起した岩肌の凄さの連続は見事です。

奥裾花自然園は尾瀬ケ原の湿原より100mほど低いけど、立派な高層湿原です。広いので今池湿原からこうみ平湿原を回りました。


到着すると観光センター前からシャトルバスがでて、10分位乗りあとは歩いて散策しました。



奥裾花自然園 標高1250m今池湿原から見る残雪の山
ブナの原生林には色々な野鳥がいるとの事で、時おりホトトギスのさえずりが聴こえてきます。また池にはモリアオガエルの卵塊がみられ奇妙な光景でした。



そして、今が一番見頃の水芭蕉の広い大群落は素晴らしい!思いわず何枚も写真を撮ってしまいました。

こうみ平湿原の水芭蕉

奥裾花自然園より戸隠連峰の西岳方面の荒々しい峰々を見ました。

ここで長い時間を過ごしてしまい善光寺、松本城などの見学は私の妄想に終わりました。時間もないので急いで高速に乗り、韮崎のレンタカー会社に車を返却しました。帰りはゴールデンウイークで、席はとれなくゆっくり鈍行で帰京しました。
5/45/5上野:記)

 

 

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