焼石岳〜経塚山〜夏油温泉縦走

日程 20231027日(金)〜28日(土)
参加者 佐藤(L)、桑村(SL)、上野、蔦、松尾、金子貴(記録)



コースタイム 
1日目 水沢江刺駅〜(タクシー)〜中沼登山口11:17〜粒沼分岐〜14:06銀名水避難小屋(泊)
2日目 銀名水避難小屋4:457:08焼石岳7:228:21東焼石岳8:3610:44金名水避難小屋11:1813:17経塚山     13:5015:15お坪の庭(7合目標識)〜18:15 682m地点(林道)〜(ホテルの送迎)夏油温泉(泊)
3日目 水沢の正法寺見学
中沼登山口で登山開始前の上野さん指導よるストレッチ


1027日(金)天気:晴れのち曇り

早朝の新幹線に駆け込みで乗り込む。920分水沢江刺駅で全員集合して荷物を分け合い、ジャンボタクシーに乗車。駅から1時間以上かかって、最後は未舗装の道路を進んでいくと、20台以上駐車できそうな中沼登山口に到着した。約16,000円。周辺は紅葉がとてもきれい。

上野さん指導でストレッチをしてゆっくり銀名水避難小屋まで登った。

屋外, 草, ベンチ, 公園 が含まれている画像

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中沼登山口を出発、まずは紅葉の中沼の前で休憩
紅葉に彩られた中沼
森の中を歩いている人たち

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今夜泊まる銀明水避難小屋に着きました。



焼石岳は水が豊富な山のようで、湿地帯や小川がいたるところにある。

銀名水避難小屋は地元の山岳会が定期的にメンテナンスしてくれているようで、小ぎれいでトイレットペーパーも設置されていた。

         整理され清潔な銀明水避難小屋です。桑村シェフによる「きりたんぽ料理」を美味しく頂きました。






















食当の桑村さんがきりたんぽ鍋を作ってくれて、17時には夕食を食べ、翌朝は3時起床となった。天気予報を確認すると午後から雨マークとなっていて、荒天の場合は焼石岳をピストンしてつぶ沼コースから下山しようということになった。







1028日(土)天気:晴れのち曇り一時雨
起きてみると星が出ていて快晴。先のお天気は読めないのでとにかく縦走するつもりで出発しようということになった。クマの出没情報があったので、クマ鈴を鳴らし警戒しながらヘッドランプで歩き出した。登山道の両脇の笹がたっぶり濡れている。朝焼けになると同時に周辺の見通しがよくなり、歓声があがる。焼石岳周辺の紅葉した山並みの眺望が広がった。
姥石平分岐からの焼石岳 頂上付近に雪が少し残っている
姥石平分岐からの焼石岳 

 









姥石平分岐に荷物をデポして焼石岳に登る。

 

山と湖の風景

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姥石平分岐にある池の前に焼石岳がありました。
焼石岳山頂で記念撮影、遠く鳥海山も見えました。


山頂では周辺の雲海が見え美しく喜ぶ。風も弱く寒くない。天気も崩れてきそうな気配はない。チームは縦走することに決定。この時点で歩くペースが標準の1.5倍以上だったためこのままだと全行程が12時間を超えると予想した。ここから心配事項が天気からコースタイムに変わった。
焼石岳と東焼石岳の鞍部の焼石平から見る焼石岳の紅葉
東焼石岳山頂で


 焼石岳周辺の登山道は、全体的に「濡れている」「ゴロゴロした岩が多い」「落ち葉やコケがたっぷり」の3つが合わさり、大変歩きにくかった。しかも一部ではなく、まんべんなくずっと最後までこのような感じで、標準タイムの1.5倍も致し方ないといった感じだ。
岩山を歩いている人

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東焼石岳から六沢岳への縦走路に点在する池





焼石岳から金名水避難小屋、経塚山までは、沼が点在して眺めがよく、アップダウンはあるが、とても気持ちがよい縦走路だった。一度歩いてもらいたい。
漸く金明水避難小屋が見えてきました。







 

金名水避難小屋はコンクリート2階建て、内装は木の香りがしてそれはそれは立派な建物だった。
草の上にある建物

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内部も美しく整備され一度は泊まってみたい金明水避難小屋です。
目指す経ヶ岳に怪しい雲が掛かってきました。
最後の大きなピーク経塚山が急で岩だらけです。岩の間を縫って頂上に立ちました。
経塚山頂上で記念撮影、湧き上がる雲に天候の悪化を感じました。




経塚山に予想通りに13時半に到着して、あと3時間で下山できるのでは?と思ったが、読みが甘かった。

 経塚山から歩き出したところで雨が降ってきて雨具上着を着用。稜線から離れると雨が止んだので、山頂だけだったようだ。

雨の中でも紅葉の落葉は美しい。



濡れた岩、コケ、木の根っこ、落ち葉でとても気を使いながら歩く。なかなか高度は下がらない。ホテルの人も心配するだろうということで携帯の電波が弱いがなんとか16時ころ連絡を入れる。

周りの紅葉を愛でながら楽しく歩くが、このあと薄暗くなってきて足元が暗くなる。

森の中を歩いている人

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雨ですべりやすかった尾根に苦戦した下りも紅葉が慰めてくれました。







笹もうっそうと生えていて、私はクマとの遭遇が心配になってきた。ザックカバーを付けているのでクマ鈴の音が頼りない。上野さんの大きなおしゃべり声も、疲労と足元への集中なのか全く聞こえない。「クマに会うなら今でしょ!」の夕まづめ時であったが、大丈夫だった。ほっ。
尾根の末端は雨で濡れた長い長い岩場で下が深い闇で良く見えません。ヘッドライトの明かりをたよりに声をかけあい、安全を確認しながら慎重に下りました。








しかしすっかり暗くなりヘッドランプ歩きになると、今度はクマより自分たちが心配になり、絶対にケガしないで夏油温泉にたどり着きたいと思った。

最後の危険個所の30mのロープに頼る岩場下りでは、集中して声をかけ順番に降りた。
岩場を漸くおり、数年前の台風で流された吊橋を渡ると林道です。宿にケータイで連絡をとりますが、ケータィの電波が通じず、13時間以上歩き、そして暗闇をヘッドライトをつけ、疲れた体で夏油温泉へと歩き始めました。10分程歩いて林道が登りにかかるとき、夏油温泉観光ホテルの車が迎えにきました。




最後に吊り橋を渡って20mほど登ると林道にたどり着いた。


「ゴールだ、やったー」と喜んだが、スマホが通じない。ホテルの人が迎えに来てくれると言っており、3キロの林道歩きが省略できると思っていたのに・・・。全員ががっかりして歩いていたところ、「電話が通じなくなったのでそろそろかな〜と思って」とお迎えの車が来た。「ステキ!神対応!」と感謝。
宿の車で夏油温泉に着いたのは18時40分頃。温泉で汗を流す間もなく夕食でご苦労様と無事を祝しての乾杯です。







無事にホテルについて、夕食と天然温泉を満喫できた。
夕べは遅くに夏油温泉の宿に着き、分からなかった紅葉も今朝は夏油川沿いに素晴らしい色を見せてくれました。







1029日(日)天気:晴れ

翌日はJRのCMのロケでも使われた曹洞宗の禅寺・正法寺を見学して帰京(観光つき送迎でタクシー代は2万円)。13時間を超える本格縦走の山旅だった。

水沢市郊外にある曹洞宗の永平寺、総持寺と並ぶ東北地方の基幹の正法寺です。まず門から入って自然石を積み上げた豪壮な階段の一段一段の大きさに曹洞宗の修行の厳しさを感じました。
日本一の茅葺の大屋根と言われる大本堂です。
鐘楼堂は庫裏と階段回廊と繋がっていて1階部分は柱と貫のみで2階には欄干を回し特徴ある建物。江戸時代後期の寛政3年(1791)の建物で、1990年に国重要文化財に指定されています
大本堂を見下ろす上野さん。正法寺は20年前に国、県で22億円以上の巨費をかけて修理・保全に尽くしているそうです。



正法寺への道
































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