山行2005--51

花の百名山 鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳

日程

2005年7月16日(土)〜18日(月)

参加者

末石 ほか1名

コース

1日目 爺ヶ岳登山口→種池山荘()  歩程4H

2日目 種池山荘→爺ヶ岳→冷田池山荘(荷物一部預け)→布引岳→鹿島槍ヶ岳(南峰)→冷田池山荘() 歩程 6.5H

3日目 冷田池山荘→爺ヶ岳→種池山荘→扇沢→爺ヶ岳登山口→扇沢 歩程 4.5H

費用

56,800円           

1日目 晴天なり。集合は信濃大町駅の出口。そこからマイクロバスで登山口へ。まず昼食を取り登山口に集合する人を待つ。マイカーで2組が現地集合。スタート前の入念なストレッチ。総勢15名のツアーで3班に分かれて出発。標高差1000M4時間かけて登る。1時間ほどして泊まる小屋が稜線にはっきりと見える。30分歩いて5分休憩のリズム正しいテンポで登っていく。花に詳しいツアーリーダーで葉っぱだけなのにその名前を説明してくれるほどだ。花に見惚れ、周りの景色に見惚れていつしか小屋にたどり着いた気がする。小屋についてクールダウンのストレッチ。夕食後は自己紹介とスケジュールの打ち合わせ、そして再度のストレッチ体操をする。就寝時は布団4枚に5人。8時半消灯。

2日目 晴天なり。5時朝食。入念なストレッチをして6時出発。爺ヶ岳の頂上には行かず布引岳登頂へ。列は乱れず順調に進む。少し過ぎてから、雷と雨の警報が出ているとのことでピッチを上げ列は大きくバラける。付いてこられない人はゆっくりくるようにいわれ登頂できないのではと心配しながら必死で登る。それでも大分遅れてしまい先頭が戻ってきて引き返す羽目になるのではと心配するが遅れながらも頂上についた。雷、雨はなく最後尾と30分以上の差をもって全員登頂する。途中休憩時にあわやの事故に遭遇する。しゃがんでカメラを構えていた人がハイマツのかげに転がってしまったのだ。少し分厚く生い茂っていたのでそこで止まったものの転げ落ちてもおかしくない状況に一瞬息を呑んだ。危険な場所なので一般の人は救助に向かえずガイドの人が4人がかりで救出した。頂上で写真撮影時は後ろの危険な状態が気になりはらはらし通しの1日だった。宿は混み、布団4枚で6人。部屋の窓からは前日泊の小屋の灯り、そして星と月がみえた。ガイドは廊下で就寝。

3日目 晴天なり。5時朝食。入念なストレッチをして6時出発。7時半に爺ヶ岳登頂。下山時は花の名前を復習しながら気楽な下山。雄大な景色に小屋を写真に納め別れをつげた。小さな両池にはサンショウウオの卵がありオタマのような子どもがチョロチョロ泳いでいた。雨具なしの絶好の登山日和の3日間だった。

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