Sankou2006--96 |
奥武蔵・子持山〜大持山ハイキング |
日 程 2006年 10月 18日 (水) コース 池袋――横瀬――生川〜シラジクボ〜子持山〜大持山〜鳥首峠〜名郷 ――飯能――池袋 メンバー 井上(L)、伊藤、日比野(記) 費 用 池袋からの交通費2,120、タクシー代650、バス代450、合計3,220円 7:00発の西武快速特急「ちちぶ号」に乗車、一路秩父へ。天気は快晴。 横瀬に8:17着。予約しておいたタクシーが待っていた。駅前には1台しかいない。武甲山をめざす単独行の男性がウロウロしていた。伊藤さんが「生川までならご一緒にどうぞ」と誘ったら、即OK。4人のワリカンになり当方も助かった。ドライバーはサービス精神旺盛で、一番奥まで行ってくれた 8:45 登山開始。舗装されたゆるい登りの林道をゆっくり歩く。オーダーは、日比野、井上、伊藤の順。先のドライバーから別れ際に「熊も時々出るから注意してください」と云われたので、伊藤さんが持参した鈴をつける。 9:15 二俣の沢で最初の休憩。汗ばんできたので、皆1枚脱ぐ。その後割合整理されている林道や登山道をゆっくり登り、10:10にシラジクボに着いた。少し汗をかいたが、涼しい風が肌に触れ、なんとも心地よい登りだった。枯れ葉が積もっている登山道には、時々鹿の新しい糞が落ちている。
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紅葉が始まった武甲山 |
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子持山から二子山と武川山 |
11:05 子持山山頂に着き、記念撮影。山は紅葉の始まり。視界360度、遠くの山々もスッキリ眺められ、秩父の山の深さを実感する。登山道には山栗のイガが沢山すててある。山菜取りの人の仕業か?動物か?と考えていたら、リスが素早く通り抜け、フルスピードで山道を駆け上がっていった。冬篭りに備える彼らの主食だったのかと合点がいった。 11:50 大持山山頂(1294.1m)着。昼食休憩。ここでこの日はじめて反対側から来た2人パーティーに会う。食後写真を撮り合った。大持山周辺の山道はブナ林が続いていた。そこで3人思わず浮かんだ俳句と和歌を交換する。 「木漏れ日を 浴びて輝く ブナ林」(日比野) 「鈴鳴らし 落ち栗ふみつ 縦走路」(伊藤) 「神神と 立ち張るブナを 仰ぎ見し 亡き友いずこ 面影を追う」(井上)
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午後は、かなりの急坂を下ったり、少し登ったりして13:47に鳥首峠に着いた。峠からは、檜樹林帯の九十九折下山道が続く。約1時間程で廃屋部落の白岩に着き小休憩。山頂付近を振り仰ぐと絶壁の岩肌が輝いて見えた。しばらく沢筋を下っていると、白い建物が横たわり、白い噴煙を上げていた。せっかく朝から森林浴に浸り、きれいな山の空気を吸ってきたのにと思う。石灰を生産している工場だった。
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シラジクボ |
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子持山頂上 |
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大持山方面 |
15:25 名郷のバス停に着いた。バスの発車時刻まで10数分の余裕があったので、売店に駆け込み、3人こもごも大中小の缶ビールを買い、一気に飲み干した。格別のうまさだった。幸いか不幸か熊さんに出会わなかったが、秋晴れの、ウィークデイ「プラスワンハイク」だった。 |