飯豊連峰縦走
飯 豊 連 峰 縦 走
期日:81316 34

参加者:L新美、高橋(食当)、稲石(記録)

8/13
 東京駅1008発やまびこ111号⇒1130郡山 11431303会津若松 13071336山都駅 1340(バス)⇒1425川入 民宿 高見台

8/14
 川入民宿510925三国岳避難小屋⇒1130切合小屋⇒1220草履塚⇒1345飯豊本山小屋

8/15
 飯豊本山小屋940955飯豊山頂⇒1105御西岳⇒1230御手洗の池⇒1340烏帽子岳⇒1400 梅花皮岳⇒1420梅花皮小屋

8/16
 梅花皮小屋615640北股岳⇒735門内岳⇒820扇の地神⇒900梶川峰⇒945五郎清水⇒1300飯豊温泉




8/13
 この日は川入の民宿、「高見台」に宿泊。川入には何軒かの民宿があり、バスで一緒になった登山者の一行もそれぞれ途中で別れて行きました。それにしてもバス停付近のアブの大群は凄かったです。
 高見台では、私達を含め10名程が宿泊しており、夕食までの間、明日の登山について水場など情報交換をしました。宿のご主人が明日は、作業道(一般道ではない)を通って車で、登山口まで送ってくれるとのこと。地図にはのってない道で、歩程が1時間くらい短縮できるみたいでありがたかったです。
 でも明日からのお天気は下り坂という予報で期待反面、少し不安になったのでした。民宿には飯豊の写真がいくつか飾ってあり、明日からの縦走に想いを馳せるのでした。熊狩りの写真もあって少し恐かったです。



8/14 お天気も朝から曇りで今にも雨が降りだしそうな雰囲気の中、宿のご主人に車で途中まで送ってもらい、見送られながら、いよいよスタートしました。案の定、歩きはじめて30分くらいで雨が降り出し、本格的に降ってきそうな感じなので、雨具、ザックカバーを装着しました。峰秀水の水場を経て、この日初めての難所、剣が峰の岩稜を登り三国岳に到着。本来ならここから大日岳の眺めを望むことが出来るはずですが、霧でなにも見えませんでした。三国岳を過ぎたあたりに鎖場があり、雨で滑る岩を緊張しながら登りました。霧でかなり視界が悪く、この数分後に切合の小屋が現れました。かなり雨で濡れました。今日はかなり天候も悪くここで泊まろうかとしましたが、途中雨風が少し収まったのを見計らい、飯豊本山小屋まで行くことを決定しました。


ついに本山小屋に到着しました。途中草履塚を過ぎたあたりから、道が険しくなり御秘所の鎖場など結構大変で、御前坂を登り切った時にはもうくたくたでした。小屋に入ったら先に出発した方々とも会いお疲れさまでしたね~などと声を掛け合い、ほっと一息つきました。お天気は増々ひどくなり、夜は暴風と雨の音がかなりして(ちょうど低気圧が真上にある模様で)、小屋が壊れるんじゃないかと思いました。リーダー曰く、明日はここに足留めかもしれない、とのこと。夕食は鰻を食べ、明日に不安もありましたが早々に就寝しました。
雨とガスのなかついに本山小屋に到着しました





 



8/15 この日はお天気次第ということで、本山小屋にもう一泊する予定にして、朝はゆっくりと朝食を食べ、リーダーはラジオで天気予報をチェック。下山する方々、先へ進む方々を次々と見送り、小屋には私達と他数名残ったのみで、2階の部屋は私達のみになりました。9時あたりにお天気も小康状態になり、気圧も少し上がってるということで、先へ進むことに決定。とりあえずは御西小屋まで進もうという事になりました。そして途中、マツムシソウなどお花畑を眺め、和みながら、晴れてたらさぞかし綺麗なんだろうなと思いつつ、御西小屋に到着しました。まだ時間も早く、お天気もそんなに酷くならないであろうということで、今日は梅花皮小屋まで進む事になりました。御西小屋に行く途中のマツムシソウのお花畑。霧がかかってたけど、ほんとに綺麗でした。
 梅花皮小屋に行く途中、烏帽子岳の強風に飛ばされそうになり、かなりきつかったです。小屋に入るとまた何組かの見知った一行に会い、皆さん考える事は一緒なんだなと思いました。
飯豊連峰の主峰 飯豊山は霧の中でした

8/16 最終日の朝は初めて雲の隙間から光が見えました
8/16 最終日の朝は初めて雲の隙間から光が見え、前日までは、霧で何も見えなかったのが、周りの山が見渡せるほどに。初めて自分の今いる周りの風景を確認でき、その美しさに感動しました。遥か遠くに朝日岳がかすかに見えました。眼下には石転び沢の大雪渓。梅花皮小屋ではこの雪渓を登って来た人たちも何人かいました。今日下山することになり、当初の朳差岳までは行かず、梶川尾根を通って、飯豊温泉に行く事になりました。初めてみた稜線のパノラマは雄大の一言につきました。梶川尾根は、特に五郎清水のあたりからの下りがきつかったです。新美さん高橋さん曰く、”普通の山道”ということでしたが、疲れもあってか膝は痛いしと にかく一歩一歩が必死で、へっぴり腰でなんとか下っていきました。高橋さんが、お花の名前を色々と教えてくれるも、聞いたり写真を撮ったりする余裕もなく、すみませんです。この下りの山道がきつかった~


初めてみた稜線のパノラマは雄大の一言につきました。
ようやく飯豊温泉がみえました!もうすぐお風呂だと思うと元気も出てきました。この後50分(見えてからが以外と長かった)ほどで下山。疲れもありましたが、達成感でいっぱいでした。その後、温泉に入り疲れを癒しました。それからまた大雨になり米坂線が止まり足留めをくらい、米沢駅まで出るのにかなりの時間がかかり、結局東京に着いたのが10時過ぎとなりました。本当に皆様お疲れさまでした!
石転び沢の雪渓をを見下ろします。
梶川尾根は、特に五郎清水のあたりからの下りがきつかったです。新美さん高橋さん曰く、”普通の山道”ということでしたが、疲れもあってか膝は痛いしと にかく一歩一歩が必死で、へっぴり腰でなんとか下っていきました
ようやく飯豊温泉がみえました!もうすぐお風呂だと思うと元気も出てきました。
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