期 日:2010年9月19日 参加者:L和久井(康) SL深沢 中村 三部(亜)、三部(律)、兼子、蔦 大嶋 360度の大展望に感激でした ひょんなことから集中山行に参加することになり、しかもこのコースのリーダーの役割がまわってきてしまいました。 「集中山行には9年ぶりの参加だ」 「新しい意欲ある人たちをまとめられるのだろうか」 そんな不安がありましたが、事前の準備は全て他人任せでした。 怠け心の「報い」はすぐにきました。 ・当日の集合番線と発車番線が違い、めいわくをかけてしまった。 ・この時期発売していない切符を記載し、めいわくをかけてしまった。 何とか「困難」を乗り越え、参加者全員が揃ったことを確認し、みなさん怒った顔ではなさそうなのでほっとしました。 黒磯駅到着後バスに乗り込みますが、それ程混んでいないなあと思うと、運転手さんいわく「これから先、連休中の渋滞のため到着時間が大幅に遅れそうです。ご了承下さい。」のアナウンスにドキリとしてしまいました。 少しばかりの遅れでようやくロープウェイ山麓駅に着きますが、やはり大勢の人です。「山って、こんなに人気があったのかな」と思い、山頂駅へ。 それぞれに自己紹介をして、いよいよ出発です。 茶臼岳へは火山特有のガラガラ路で、決して歩きやすくはないです。ここも渋滞ですが、大展望が開け、気持ちを弾ませてくれます。それにしても、特に小さな子供連れの家族の軽装には大いに気になりました。 茶臼岳山頂と思われる所は、どうもはっきりしなくて、風が強くて、しかもひっきりなしに人が集中してゆっくりできません。早々に通過し、岩陰で休みます。 ここで行動食について一言。 お鉢めぐりのような感じで峰の茶屋に下りますが、所々に噴煙が見え、まさに「生きている山」の印象を持ちました。 これからめざす朝日岳が望まれ、「遠いし、険しそう」の感じを受けますが、みなさん快調そうです。 途中で、新美さんパーティーと出合い、お互いに歓声が上がります。これが集中山行の良さでしょうか。 小休憩後、いよいよ朝日岳をめざします。今までとは違った登山路で、岩場あり、補助鎖ありで、適度な緊張感が味わえます。 向こう側には茶臼岳が大きく望まれ、「あのロープウェイ駅から歩いてきたのだね。ずいぶん歩いてきたものだ。」の声に納得です。 朝日岳頂上到着。360度の大展望が心地よい風とともに迎えてくれました。「やっぱり山っていいなあ。この次には、あの峰に登ってみたいな」の感を強くしました。みなさんは、どう思われたのでしょうか。 朝日岳を後にしますが、ここでまた一言。「山は登りよりも下りに注意しましょう。自らころんでケガをしたり、石を落して他人をケガさせたりの危険が大です。あせらずに、注意し行きましょう。」 また適度な緊張感を味わいながら、順調に進みます。 「本格的な紅葉の頃はさぞかしきれいだろうなあ」と思いながら、バス発着所をめざします。うまい具合に発車時間に間に合い、堤さんたちパーティーに出合います。みなさん充実した顔です。 時間がなく、最後の締めくくりのあいさつを交わせず申し訳なく思っています。ありがとうございました。 途中のバス停で、宿泊組のみなさんとお別れです。どうぞ、大交流で盛り上がって下さい。 山行記はここまでですが、補足を加えます。 定刻通りに出発したバスですが、見事に高速道路渋滞の車列につかまり、2時間もかかって黒磯駅に到着しました。 駅前はひっそりとして、食堂らしきものも開いていません。車中で好きな酒を飲むことにしました。 そこで感想をそっと聞いてみました。 「久しぶりに山らしい山に登った」 「岩場が多くて緊張した」 「360度の展望が素晴らしかった」 「遠くに見えた山も登ることが出来て感激した」 「行動食って何なのか。休憩の取り方とか知りたいことがたくさんある」 参考までに、コースタイムです。(9月19日のみ) ロープウェイ山麓駅10:50→11:50茶臼岳12:10→12:40峰の茶屋12:50→13:35朝日岳13:45→14:30峰の茶屋→15:20ロープウェイ山麓駅(文章は和久井(康)が担当しました)
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那須 茶臼岳山頂での記念撮影です |
茶臼岳を下り、朝日岳へ向かう途中で新美グループと遭遇し、記念撮影を行います。 |
今回参加された三部(亜)さんが国立新美術館」において行われた「行動展」におきまして、見事に入選されました。おめでとうございました。 |