■ 奥日光 スノーシューハイク 山行日 2011年2月5日(日) 参加者 L関根、堤、細谷、福井、深沢(記)
「景信山〜陣馬山」山行の際若くておとなしいSさんが「雪山行に連れってください」と言われた関根さんがSさんのために日程と行程を決め会報で参加者を募った計画だった。インフルエンザが今年も大流行していて若い人が罹るらしいと聞いていたがなんとSさんが罹ってしまって不参加。残念! 若い人のいない何時もの「さんかくてん大人の休日」になってしまった。私は冬の日光は小学校の修学旅行以来、奥日光は初めてなので楽しみだった。 他のメンバーも冬山は経験済みだが、スノーシューは初めて、輪カンとの違いを楽しみにしていた。 浅草7時10分発に乗り奥日光湯元に着いたのは11時。奥日光は遠い。 こんなに遠い観光地の人集めの努力は大変なもので、先ず安い交通費の設定、かまくらをはじめ冬ならではのイベントが盛りだくさん。今、雪明かり灯篭を制作中だった。 今年は何処でも大雪と聞いているのに、ここは何故か例年の半分だと言う。 寒い!筈が(普段−15℃位になるらしい)この日は日陰で−2℃、陽のあたっている道路は雪がどんどん溶けている。 湯元ビジターセンターでスノーシューを借り、ガイドさんの案内で昼食をカットして歩く。ガイドさんの名前は自然解説委員平澤加世さん、20代の後半かな?ストックの代わりに肩に大きな布袋をかけていた。 参加者はスノーシューの付け方からわからず、まずはそこから始まりダブルストックで歩く。歩き出したところはもみの木平。歩くと早々にウサギの足跡を発見。続いて鹿、猿、キツネ、テンとこの森は動物が多いところらしい。雪から顔をだしている三種類の笹の葉。加世さんは肩の袋から笹の葉の絵を出し私たちに解説してくれる。雪の上で動く蟻のような虫、セッケイカワゲラも教えてくれた。良く見るとあちこちにいる。温かいので出てきたらしい。小中学生になって楽しく聴かせてもらう。 巻き道をするところをショートカットして急な所を登ってみた。ストックを使って大汗をかいてやっと登る。加世さんの奥日光の自然環境や景色の説明を聞きながら目的地金精道路にある標高1618m展望のよいシャクナゲ平に着く。金精岳が堂々と目の前にあり、反対側の眼下には男体山を左に正面に湯ノ湖その向こうに戦場ヶ原さらに奥に中禅寺湖そして右に社山と素晴らしい展望である。車だとあっとゆう間に通り過ぎてしまうところだが歩いてしかもスノーシューを付けてだと感激する。 後は湯ノ湖を見ながら下るのみ。下りは楽だと調子に乗って歩いていたら急な下りでみんな揃って尻滑りをしてしまった。最終地点の湯元温泉の源泉に着きスノーシュー外す。硫黄のにおいを嗅ぎながらも木道を歩き温泉寺で今日の山行に感謝し、雪灯かり燈籠の会場を通って今回の初級3時間コース、スノーシューハイクは無事終了した。 歩く為のスノーシューは登山のための輪カンとは比べるべきものではないが差ほど体力を使わず雪山の雰囲気が楽しめ病みつきになりそう。 来るときの電車やバスは立っている人がいたが、帰りの空いていること! 何度もこの地に来ている関根さんは「信じられない」と話していた。御蔭でゆっくりお喋りと宴会を楽しみ、遠さを忘れてしまった。 |
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