上越の雪山 高
檜 山(1315.1m) ヤブ漕ぎに始まり、ヤブ漕ぎに終わった上越 高檜山 期 日:2013.3月16〜17 参加者:L田口・SL蓬生、堤、福井、松尾、新美、宮林、上野、佐藤、横山(初参加) 3月16日(土)【
天候:晴天、風強し】 上野駅集合6:10 上野6:26==[高崎線]==8:15高崎8:24==[上越線]==9:30水上駅着(出発準備9:55発──12:16
844m地点──12:35送電線鉄塔──13:05
992m地点──13:51主稜線に達する1095m付近、テントを設営することにする。14:30設営完了
20:20消灯
3月17日 【天候:快晴、汗ばむ】 起床4:15
出発6:26──7:12
1211m地点ピーク──7:44 1270mピーク──8:25高檜山山頂(記念撮影)8:40──9:20 1270mピーク──10:23テントサイト帰着(撤収)出発11:12──12:35尾根を離れ沢に下りる──12:23小日向沢林道へ下りる──途中15分程林道残雪の為ワカン着用──13:20小日向沢部落──(車道)──14:02JR水上駅着
駅前の蕎麦店で打ち上げ 15:53水上駅発──19:20頃都内着(解散)
アイゼンを付け6時25分出発。適度にクラストしており歩き易いが時折踏みぬく。高檜山へは幾つかのピークを越えて行くが尾根上は明るい雪庇の上を進む。途中、振り返ると木々の間から上越国境の山々が望まれ非常に癒される。ピーク毎に地図を確認しながら登行する。
山頂では木々の間から国境稜線〜巻機山や赤城・浅間等が望まれた。記念撮影後同ルートを下山。
2月28日の例会で入会希望し3月11日に佐藤さんから上越高檜山の山行に誘われた。初山行であったが、素晴らしい仲間に出合い楽しい山行ができた。今後もよろしくお願いいたします。(横山) 今回の山行計画、なぜかリーダー田口さんの意気込みが強く感じられるのは私だけではないようだ。勿論本人は笑って否定している。10年以上に行って届かず、そして去年はガスの中、またしても届かずです。今回は入会したばかりの横山さんも初参加、ありとあらゆる山行を経験し、今後はのんびりとした山行を楽しみたいという大ベテランが入会し初参加です。 3月16日 上野駅6:10集合は我のんびり山の会としては異例のこと、それだけでリーダーの意気込みが感じられます。久しぶりの10名の大所帯が大きな荷物を担いで駅をうろうろするとそれだけで物珍しがられます。3月の10日過ぎから異常ともいえる高温が続き、桜の開花も今日にも予想される暖かさで水上に近づいても里には雪が日陰に見られるだけです。水上駅の裏から道なき尾根に取り付きますが雪は稜線上にあるだけで、早速の藪漕ぎです。2時間強で標高差350mを登りました。普通のルートならば1時間程度ですが、ラッセルであれば3時間はかかるので、やはり時間的には藪漕ぎの方が楽です。藪の間から白い谷川連峰が美しく迫ってきます。気温は高く、藪で長袖ですがほぼ夏の服装で登りました。標高844地点からは雪稜上をアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げていきます。雪はほどほどに締まり、重荷の割に皆さん快調です。送電線鉄塔を過ぎると今日の目標地点の1211m地点が近づいて来ました。1100m弱の主稜線付近も広く平な地点に出たところで14:00今日のテント設営地点としました。設営後は雪のベンチでまずは乾杯をし、今日の順調さを祝いました。 その後
夕食まで時間があるため、ピッケルの使い方の簡単な練習を行いました。 夕食後は横山さんの山談義を聞き、歌を歌って過ごしました。 3月17日 朝は暖かく、日の出も早く、楽な朝です。雪は締まっているためアイゼンを付けての山行です。1211m地点を目指します。広くここもテント設営の良い場所です。更に快調に雪面をすすみ1270m地点にさしかかり、去年 霧の中どの尾根に行ってしまったなどと振り返りながら、更に奥へと進みます。勿論今年は樹間に高檜山が見えていますので、心配ありません。テントサイトから2時間で高檜山山頂に到着しました。早速の記念撮影です。帰路も快調に雪稜を歩きテントに帰着。そうそうにテントを撤収し、こんどは設営地点から南西の尾根を下り、大日向林道へと下るコースをとることにしました。アイゼンは使いませんでしたが、この尾根は結構傾斜がきつく、雪の残った稜線と藪をくぐりながらの1時間半位でしたが、藪の跳ね返りや腐った雪で気を使いました。漸く沢に下り立ち、雪解けの沢水を飲み一息を付きました。小日向林道は日陰で雪が残っており、ここで今回の山行で最初のワカン歩行になりました。20程のワカン歩行を終えると部落が現れ、そして水上駅までの3km程度の車道歩きはうんざりでした。水上駅前のいつもの中華店はいっぱいで隣の日本蕎麦店で打ち上げのビールと食事 |
9:26 水上駅に近くなった車窓から、今年の1月に雪山教室を行った大峰山(左手のなだらかな山)と吾妻耶山
です。1月はあんなに雪が多かったのが嘘のように雪が融けていました。少なくて心配になります。
10:07 水上駅で下車、駅の裏手から登ります。出発前にリーダーの注意と初参加の横山さんの
挨拶です。
10:08 登りはじめると谷川連峰の一部の峻険な山々が見えてきます。俎ー山稜でしょうか。いつか行ってみたいものです。
10:54 登るにつれ、藪は深くなっています。気温はどんどん高くなってきました。
11:08 漸く尾根筋に残雪がではじめました。
11:34 藪をかき分け藪に掴まって進みました。
11:56 825m付近で急登を終え、これからは稜線をたどります。
12:37 尾根を跨ぐ、送電線鉄塔を通過します。
13:10 藪の間から谷川岳の雄姿が望まれました。
13:10 左のやや低い峰が白毛門、中央が朝日岳です。
13:14 中央ルートを上がり、右からの尾根にぶつかるといよいよテント予定地に近いですが、
結局、この中央ルートを上がったところでテントを張りました。
14:12 この付近は広く平坦な雪面で風もなく、快適な場所です。
6:26
6:44
7:31
8:20 高檜山山頂は真近かです。ゆったりとした快適な雪の斜面が迎えてくれます。
8:29 山頂にあった高檜山のトタン製のプレート
8:48
9:07
10:15 小さなアップダウンを繰り返しながらベーステントを目指します。
10:25 テントサイトに戻ってきました。
12:43
13:11
13:21
13:37
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