2014.5月連休 雪山山行 高妻山・乙妻山 期日:2014.05.03〜05 高妻山は2010.12.29〜31に田口、蓬生、新美、松平の4名で挑戦し、雪深く五地蔵山の手前標高1800m付近で引き返したとのことである。今回はその時の4名に加え4名が参加しました。今回の高妻山は雪山とはいえ5月連休の雪の締まった、ラッセルのない山行です。勿論ワカンは不要です。 5月3日
今日の目標地点 五地蔵山への最後の急登を登ると五地蔵山付近の稜線は笹がでています。樹林に覆われた五地蔵山山頂の一角をやや下りテントの設営をすることにします。しばらく設営場所の位置定めに悩みます。 晴れ間が覗き始め高妻山が立派に見えます。遅い時間に下りてきた3人組が高妻山の急な下りで雪が柔らかく腐ってアイゼンが効かず難儀をしたとの話でした。夕闇の迫る頃、18:40 4年前の5月連休登った富士山のような焼山2400.3m見えました。素晴らしく印象に残る山でした。 更にその右手に火打山2461.8m(百名山)、妙高山(百名山)と素晴らしい山々を見渡します。
5月4日 快晴 風一晩中強く吹いた
アイゼンを付けこれから稜線を
無事、厳しい岩稜を下ると後は気持ちよく快適な広々した稜線を乙妻山まで雪上散歩です。丸い頭をした乙妻山快調に到着しました。四方を名山に囲まれ、さすがに奥深い山に入ってきたとの思いです。正面に焼山 右手に火打岳そして」黒々とした感じの黒姫山です。黒姫山の名の由来はありますが、案外と雪山でも黒々した雰囲気が黒姫の名になったような気がします。振り返れば登ってきた高妻山の鋭鋒が素晴らしく見えます。今日はテントに戻るだけで余裕があるので乙妻山山頂でのんびりしました。
。 5月5日 曇り 小雪が舞う
東京駅で解散なりました。皆さん快調な登山で天候にも恵まれた大展望の雪山でした。来年も楽しみです。 |
gpsルート図
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10:03 戸隠キャンプ場前バス停で出発準備です。 |
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10:08 戸隠キャンプ場前バス停の近くのあっちこっちのちいさな湿地にも水芭蕉が群生しています。 |
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10:21 戸隠キャンプ場の中をまずは戸隠連峰を目指して歩き始めます。 |
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10:39 戸隠キャンプ場を右折して、戸隠牧場の中を気持ちよく歩きます。正面は黒姫山です。 |
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10:49 戸隠牧場の中ほどにある沢を渡って尾根に取り付きます。ここでドボンしては後の行動に影響があるので皆さん慎重に渡ります。 |
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11:42 標高1480m付近 尾根に取り付いて暫くは雪も消え、大汗を掻きました。りっぱな大木がところどころありました。 |
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12:21 右からの尾根と合流し標高1600mを超えると残雪が現れ、気持ちよく前進しました。 |
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12:42 ところどころ木を掴んで身体を引き上げるような急登もありました。 |
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12:50 黒姫山も近くに見えます。 |
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13:58 今日の目標地点 五地蔵山への最後の急登です。 |
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14:16 五地蔵山付近の稜線は笹がでています。 |
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14:27 五地蔵山山頂をやや下りテント設営地点からの高妻山です。 |
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15:58 テントの設営が終わり、やや晴れ間がのぞいたなかで高妻山が立派に見えます。 |
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18:38 左手 富士山のような山が焼山2400.3mです。4年前の5月連休に登りました。素晴らしく印象に残る山でした。 右手に見える山が火打山2461.8mです。 |
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18:38 夕闇の妙高山です。 |
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18:38 |
18:38 パノラマ写真に合成してみました。左から焼山、火打岳、妙高山の連山です。
5月4日 快晴 風一晩中強く吹いた 起床4:05 食事終了後も風強く様子見 6:50出発 小さいピークを3つ超える 7:55八丁ダルミ──急登の雪面を登る──9:21高妻山9:40──急登を下る──穏やかな尾根道──10:50乙妻山11:15──12:20高妻山へ戻る──急な雪面を下る(適度な硬さに緩み、下り易い)──14:02テント帰着 設営地点で雪のテーブルを造り懇親会 夕食カレー 19:45消灯 |
朝の5時 高妻山が朝日を浴びてそそり立っています。風が強く吹いて写真では分かりません。
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5:18 朝日に映える高妻山 |
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5:18 焼山、火打岳 妙高山の連山 |
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5:18 戸隠連山の向こうに西岳の厳しい山容が目立ちます。 |
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7:07 風が強く、様子を見ていましたが、7時前に出発します。これから稜線を小さいピークを3つを超えます。 |
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7:52 3つの小ピークを越えると高妻山が眼前に迫ってきます。風はすっかりおさまりました。 |
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8:35 高妻山最大の難所の急傾斜の登りです。昨日の3人パーティは下りで大苦戦したそうです。まだまだ雪面が硬く |
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9:02 昨年の同時期に登った白馬岳を含め、白馬三山が美しく見えました。 |
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9:27 高妻山山頂から見る雨飾山です。 |
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9:27 かって「さんかくてん」が登ったことがある堂津山です。積雪期に登られる山です。 |
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9:34 高妻山山頂での総勢8名の記念撮影です。 |
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9:50 天気も良く皆さん余裕があることから乙妻山へ足を伸ばすことにしました。 |
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9:52 ピッケルを雪面に刺し、バックステップで慎重に足元を確認し下ります。 |
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10:08 厳しい岩稜を下ると後は乙妻山まで雪上散歩です。気持ちよく快適です。 |
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10:26 丸い頭をした乙妻山ももう直ぐです。 |
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10:56 快調に乙妻山に到着しました。四方を名山に囲まれ、さすがに奥深い山に入ってきたとの思いです。 |
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10:58 正面に焼山 右手に火打岳をみます。 |
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11:00 黒々とした感じの黒姫山です。黒姫山の名の由来はありますが、案外と雪山でも黒々した雰囲気が黒姫の名になったような気がします。 |
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10:57 振り返れば登ってきた高妻山の鋭鋒が素晴らしく見えます。 |
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11:28 乙妻山を後にして再び高妻山を目指して帰路に着きます。 |
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12:01 高妻山に近づくと急登が待っています。 |
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12:08 高妻山への最後の登りを眼前にします。岩稜の登りは凄そうです。行きはよくぞここを下ったものです。 |
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12:57 高妻山山頂を過ぎ、困難が予想された高妻山の下りですが、他の登山者のトレースや適度な固さの |
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12:59 高妻山の急傾斜を下る2人。 |
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13:39 高妻山から長い稜線のアップダウンを超えながらテントサイトに向かいます。遠くに2つの緑の点が見えます。 |
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14:07 テントサイトに帰着しました。 |
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14:32 早速雪のテーブルをつくり、ビールで乾杯です。春の雪山は暖かくて最高です。 |
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7:00 朝から曇りで時々小雪が舞い、昨日に変わって展望もありません。 |
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7:08 五地蔵山の山頂が不明瞭なので確認に登りましたが、明瞭ではありません。 |
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7:13 五地蔵山から麓に向かって下り始めます。展望もありません。 |
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7:42 標高1740m付近でアイゼンを外します。尾根道を順調に下りました。 |
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9:14 この沢を慎重に渡りました。戸隠牧場です。 |
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9:29 戸隠牧場内を気持ちよく歩きます。 |
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10:06 小雨の中をバスは出発しました。 |
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12:26 戸隠中社前で記念撮影の二人です。 |
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