加賀 白山(2702m)と郡上八幡 観光

日　程　20１4年　7月18日(金)～20日(日)

参加者　Ｌ堤　ＳＬ福井・渡辺綾・渡辺綺・三部・松下・飯嶋・橋本・関根（記）

山行日間近Ｌ飯嶋さんと橋本さんが足を痛め山に登れなくなってしまった。急きょ堤さんがＬを引き受けてくれ、登山口までは予定通り飯嶋さんが車で送迎してくれることになり感謝。白山登山・ドライブ・観光と盛りだくさんの楽しい山旅だった。

７月１８日（金）　

　名古屋駅（発）8:45　―――(レンタカー)――　白水登山口(着)11:35
　白水登山口（平瀬道コース）・・・・・　大蔵山避難小屋　・・・・・　室堂センター「泊」　
　11:40　　　　　　　　　　　14:20～14:35　 16:40

時々パラパラと大粒の雨が落ちるがレインコートを着る間もなくやむと言う気まぐれな天気。霧も出る。山小屋には３時半ころまでに入るのが望ましいが、登山開始が遅くコースタイム４時間３０分では難しい。リーダーは全員がバテルことなく、できるだけ早く小屋に着けるようスピードを配慮して登り続けた。登山口付近は、赤・黄・黒の不気味な模様の毛虫（マイマイガの幼虫）が目立ち、頭上に落ちてこないかとヒヤヒヤする。避難小屋を過ぎると登山道はミヤマキンポウゲで華やかに縁取られ、つぎつぎ花畑があらわれるが「時間がないからお花見や撮影は我慢してネ！明日のお楽しみにしてネ！」とリーダーから禁止令？が出る。だが雪どけしたばかりの斜面にキヌガサソウと

サンカヨウが群生して咲く場所はで小休止、皆で眺めた。水分をたっぷり含んだ気品のあるサンカヨウの白い花の美しいこと！

スリルのある二つの雪渓を慎重にわたり、霧と風の強くなった賽の河原はスピードをあげて通過。みんなの頑張りで想定していた時間に室堂に到着した。

７月１９日（日）

　室堂・・・・・・・　御前峰　・・・・・　室堂　・・・・・　大蔵避難小屋　・・・・・　白水登山
7:30　　　 8:15～８:35　　　9:30　　　 11:35～11:55　　　　　　 13:50

　今日も昨日と同じ気まぐれな天気。センター前の大鳥居もかすむほど霧が深い。御池めぐりコースは残雪が多く登山不可。御前峰へ登る。途中霧が晴れ、太陽が出た。足下に室堂センターの赤い屋根、目の前に広がる大展望に歓声が上がるがアッと言う間に霧の中に隠れてしまった。

登山道の周りはイワカガミやクロユリが咲いていた。風よけの壁に守られた白山神社の立派な奥宮に御参り、すぐ奥の霧と強風の山頂で登頂記念撮影をすませ早々に下る。

賽の河原はナナカマドの花が満開。平瀬道コースは往時には気付かなかったハクサンコザクラ・ミヤマクワガタ・ミツバオーレンなど小さな花々がたくさん咲いていた。

	本日は時間に余裕がある。昨日の鬱憤をはらす？かのようにあちらでパチリこちらでパチリと花の撮影会が続く。鮮やかな色のニッコウキスゲ・クルマユリに熱い視線がそそがれ、花だけでは見間違うコケモモとアオノツガザクラの葉の違いをしっかり観察した。

シナノキンバイ・ハクサンチドリ・テガタチドリ・イブキトラノオ・シオガマ・オオバミゾホウズキ・ヒョウタンボク　さすが花の白山！　まだまだ　数えきれないたくさんの花々に出会えた。

サンカヨウ　雨で濡れ花弁が半透明	クロユリ

イワカガミ	ヨツバシオガマ


白山フウロの群落	白山コザクラ

白山ボウフウとルリハナカミキリムシ	テガタチドリ

白山チドリ	白山シャクナゲ

キヌガサソウの群落	クルマユリ

登山口で飯嶋さんと橋本さんに出迎えてもらい、車で白水露天風呂へ。白川郷展望台に寄り、世界遺産合掌造りの集落を眺める。絵葉書を見るようなすばらしい風景だった。本日の宿は飯嶋さんの郡上八幡の友人宅。お言葉に甘え大勢で泊めていただいた上、豪勢なお料理のお・も・て・な・しを受けた。地元の清流で釣ったあゆの塩焼きからチラシ寿司・ハヤシライスなどなど三食男の手料理！美味しくて「こんなに食べるとは思わなかったよ」とびっくりされるほど食べつくした。夜は郡上踊りに繰り出す。伝統的な不思議な魅力のある盆踊りで私たちも輪に入り踊った。登山の疲れも忘れて楽しんだ。

７月２０日（日）

清流と名水の城下町郡上八幡を観光した。　心癒される古い家並みと水路を巡り、お城にも登った。飲食店の店頭で見かける食品サンプルは全国生産の大半がここで作られているそうだ。　伝統の懐かしい味肉桂玉（ニッケ飴）も名物。