2014年集中山行谷川岳周辺 平標山から谷川岳(谷川岳主脈縦走) 期 日: 9月13日〜14日 参加者: 新美(L)、内藤 コースタイム 9/13 越後湯沢駅8:21⇒元橋、平標山登山口9:10⇒10:30送電線鉄塔10:40⇒松手山11:20 ⇒12:55平標山頂13:05⇒13:50仙の倉山13:55⇒エビス大黒避難小屋14:35(泊)
9/13 JR大井町駅で新幹線の切符購入に手間取り、発車10分前に上越新幹線ホームに到着した。車両は既に入線していた。内藤さんがホームに探しに来てくれたので、ホッとした。蓬峠組の堤さん、末石さん、飯島さん達に合流する。曇り空の東京から高崎に近づく頃には空も晴れ渡り天気は期待できそうだ。定刻通り越後湯沢駅に到着。 8:21の苗場プリンスホテル行きのバスに乗車する。乗客は私たち二人を含めて10名ほどである。元橋で下車し、平標山登山口まで歩く。駐車場には30数台の車が駐車していた。ここにはトイレもあり、飲み物の自販機もある。準備体操で軽くストレッチをし、記録用のデジカメを取り出し、動作を確認する。動かない!2〜3度試したが×。電池切れ!あああ・・・(携帯もSDカード無しで、ほとんど取れず。みなさん、画像なしで申し訳ありません) 送電線鉄塔を目指して出発。ジグザグの山道を登る。久しぶりの山行(5月連休の高妻山山行以来)と飲用と煮炊き用の4Lの水が重い。鉄塔近くになると尾根筋に出る。苗場スキー場が薄緑色で目に鮮やかに望まれる。松手山のなだらかな尾根歩きから平標山への木道歩きが始まる。この頃になると越後側から雲が湧き上がり、ガスがかかり始める。上州側は晴れて見晴らしが良い。平標山から谷川岳の主脈稜線は分水嶺になっており、このような気象は宿命なのかもしれない。ガスが懸かり見晴らしの効かない平標山の
翌朝は4:50起床。ラーメンを朝食に摂り、6:36出発。まだガスが懸かっている。刈り払われた熊笹の中の道を行く。エビス大黒の頭辺りは岩稜帯となっている。途中会った登山者から大障子避難小屋は9人泊まり、外にテントを張ったり、ターフをかけてやり過ごす人もいたとのこと。その人は泊まれそうもないと判断しみちの水場で水を補給し、越路避難小屋まで歩いたと話してくれた。水場があるため、集中するのだと思った。9時半ごろから雲が切れ始めて上州側に晴れ間が覗いたりしてきた。9:55万太郎山山頂に到着。晴れてくると上州側の灌木の濃い緑と熊笹の薄緑色なだらかな山容が何ともゆったりした気持ちにさせてくれる。美しい。エビス大黒の頭、毛渡乗越、万太郎山と、この主脈縦走はアップダウンがあって結構時間がかかる。万太郎山から一旦下って大障子の頭へと登り返し、大障子避難小屋へとまた下る。それからオジカ沢の頭へと登る。
相棒の内藤さんは膝の調子が悪く、下りに時間がかかっていたため、西黒尾根を下るのは無理をさせてしまうと考え、下山路を天神尾根からのロープウェイ口に変更した。肩の小屋周辺の人の多さに比例して下山も途中のガレ場、鎖場、ロープ場の所々で渋滞が発生した。子ども連れや年配の方たちが下山に時間が掛かるようだ。15:40に天神平ロープウェイ口に到着。日帰りコース組の渡辺綾子さん、深沢さん達から声を掛けられて、9時間余の縦走も終了した。山仲間はいいものだ。 (記 録:文責 新美) |