初冬の低山ハイク・・・ 仏果山
(標高747m)
日 程 2014年11月30日(日) 曇
参 加 者 (L)山田和夫、深沢明子、松下宮子、吉田幸子、関山 聡(記)
アクセス 小田急/新宿発 →本厚木駅着/北口8:20集合
神奈川中央バス/5番停留所(宮ケ瀬行)8:40発
→土山峠下車
アクセス(復路) 仏果山登山口/毎時23分発 →( 徒歩 )→
宮ケ瀬湖/食事(打上)
宮ケ瀬湖15:50発/神奈川中央バス →本厚木駅着16:50/解散
コースタイム
土山峠登山口発9:25 → 分岐(半原越)10:10-10:15 → 革籠石山(640m)11:00通過 → 仏果山頂上12:00-12:20 → 宮ケ瀬越(分岐/高取山)12:45 → (小休止) 13:15 → 仏果山登山口着13:45
→ 大棚沢橋 → やまびこ大橋 → 虹の大橋 →宮ケ瀬バス停→民芸風お食事処「恵山亭」 →宮ケ瀬バス停15:50
→本厚木駅着16:50
バス停/土山峠 登山道は道路の反対側 |
雑木林一面が落葉に覆われています |
この日は私にとって、この冬初めての山行でした。今頃の山は草は枯れ、木の葉は落ち、緑を残しているのはおよそ興味のない杉林だけと思い込んでいました。しかし、落葉が進み初冬の景色になっていましたが、まだこんなに美しい紅葉を見せてくれている木もあることを目の当たりにして感動しました。木漏れ日の中、昨日の雨水を含んだ落葉を踏みしめ、杉丸太の土止めをまたいで急峻な山道を軽快に進んで行きます。雑木林の枯れ葉道はどこまでも続き、足にやさしく心安らぐ尾根歩きです。見通しのあまり利かない尾根道の木々の切れ間からは、時折宮ケ瀬湖を垣間見ることができましたが、天候は怪しくなるばかりです。そのうち雨がポツリと落ちて来て、尾根道の広い場所を見つけて雨具を着こみました。雨は一時的なもので、しばらくして止み、ガスってきた中を歩行を進めると「革籠石山」という地図に表記の無い尾根のピークを通過しました。
電飾された虹の大橋を元気に渡っています |
民芸風食事処でビールと紅鱒で下山の無事に乾杯! |
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仏果山頂上で、はいポーズ! |
落葉の下には木の根や石ころが隠れているので、一歩踏み外せば狭くなってきた尾根道から転落しそうな道もありましたが、あせらず急がず、ゆったりした気持ちで歩くには最適な道でした。さらに進むと所々に休憩場所があったり、狭くなった険しい箇所にさしかかったり、岩場っぽいところをロープや鎖をたよりに登ったり下ったりしてようやく仏果山頂上に到着しました。頂上は明るかったが展望がひらけず、展望鉄塔に登る気にもならず、ボーイスカウトの子供たちの賑やかな声が響いていました。昼食を済ませ、宮ケ瀬側の仏果山登山口へと下山を急ぎました。登山口の少し手前に「ヤマビル注意」の大看板があり、薬剤も置いてありました。登山口に着くと、宮ケ瀬方面のバス時刻に45分程の待ち時間があるため、宮ケ瀬までの小一時間程を歩いて、打上会場に向かうことにしました。3つの形態の異なる橋を渡って会場の民芸風食事処に着くと、ビールと紅鱒で下山の無事を祝し乾杯をしました。紅鱒は大きな唐揚げでしたが、お二人のお嬢様は頭から尻尾まで全てを食べつくしてしまい、熟女パワーここにありと感ずる瞬間でした。この会には、このような豪快な山女がひしめいているのではないかと思うと恐ろしくもあり、又たのもしくも感じました。パワー漲ったいろいろな山女と山を共にしたい。(記)関山 聡
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