見事な展望に恵まれた上野原の小さな連山を歩く
公開ハイキング 能岳542,7m〜八重山530,7m
●期日 2015年1月25日(日)快晴
●参加者 L松尾 松下 今岡 深沢 堤 渡辺(綺) 和久井(君)記
一般参加 奥野 安達 マツカナフ 計10名
●行程とコースタイム
上野原駅9:26発バス→新井バス停9:39着 (身支度と自己紹介)新井バス停9:55発→道路歩き23分→能岳登山口10:18着 (衣服調整)能岳登山口10:25発→尾根上2分休憩→能岳頂上11:32着11:35発→八重山11:48着
(休憩昼食)八重山12:30発→上野原中学校前13:23着 (トイレ休憩)上野原遊歩道入口13:39→秋葉山13:55→根本山14:25→道路歩き→上野原駅14:55着
絶好のハイキング日和。一本早い電車で8:37に上野原についた私。駅前で人の良さそうなおじさんに声をかけられた。「どこへ行くの?」と。一寸間を置いて「能岳へ」と返事をすると、何やら話が長―くなりそうな気がした。いったんトイレの場所を聞いてから、その場を離れた。リーダーの松尾さんと会い、二人でこの説明好きな案内人の話を聞いているうちに他のメンバーたちが到着した。
数種類の手書き地図が、手作り棚に置いてあった。それを一つ一つ丁寧に説明していたおじさん。全長3メートルはあるかと思われる自慢の360度展望写真まで、広げて見せてくれた。地元の見どころを話す、おじさんの熱意が伝わってきた。
バスの中は混んでいたが、終点まで13分だったので、立っていても苦にならなかった。車窓からは、上野原市街の北側に連なる能岳、八重山らしき里山風景が見えた。花はまだ期待できないが360°の見事な展望が期待できた。
終点の新井バス停で下車し、そこで身支度と自己紹介をした。誰かが「口で登るさんかくてん」と言っていた。
新ハイキングの多勢さんは、どうやら虎丸山から能岳へ登るらしい。同じコースでは大行列になる不安は消えた。車道歩き1,7`を23分で登山口についた。さすが皆さん足が早い。登山口には八重山ハイキングコースと標識が立てられていた。
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能岳山頂542.7mで記念撮影です |
杉やヒノキの植林帯の山腹を巻くように登った。落ち葉が足にやさしくデコボコも無く歩きやすかった。
日当たりのよい明るい尾根に出てたころで、小休憩をして能岳に着いた。テーブルで食事をしている先客が数人いた。その中の一人に集合写真を撮っていただいた。
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虎丸山への分岐と石仏を過ぎると程なく八重山頂上に着いた。尾根通しの道の左側には、ゴルフ場があり人の声も聞こえた。
登山口で標高280 m,、能岳で543mその差260mアップダウンもわずかで、快適に歩けた。
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冬木立の間から八重山の山頂が望まれます。
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八重山には、東屋が建ちテーブルとベンチがあり、すでに人で埋まっていた |
八重山には、東屋が建ちテーブルとベンチがあり、すでに人で埋まっていた。15分ほど先に見晴らしの良いモダンな展望台があるので、そちらで休憩を取ることに決めた。しかし、先客のハイカーたちが出発すると言うので、私たちは、そのままそこで昼食タイムにした。
富士山を始め、御坂、南大菩薩、道志、丹沢などのヤマ山が見渡せた。 |
富士山を始め、御坂、南大菩薩、道志、丹沢などの山々が見渡せた。 |
八重山の由来は、水越八重さんという方が、故郷の子供たちのためにと個人の山を寄付したことで、八重山と名付けたらしい。506mのピークには、立派な石碑が置かれていた。
帰るには、時間も有り物足りないので、上野原遊歩道を経由して駅に向かった。
ところが、この遊歩道の道標が不明瞭で、駅前でもらった手書き案内図を頼りにしたが分かりづらかった。親切に描いてはくれていたが細かすぎるのか?。地元の人なら絶対にわかるのだろう。
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墓地の中を登る不明瞭な道が続いていた。 |
墓地の中を登る不明瞭な道が続いていた。わずかだが、何故か今までで一番きつい登りのように感じた。墓の主たちから引きとめられているような。夜だったら、肝試しに最適な場所かもと、松尾さんと話した。 |
墓の主たちから引きとめられているような。夜だったら、肝試しに最適な場所かもと、松尾さんと話した。 |
わずかだが、何故か今までで一番きつい登りのように感じた。 |
根本山付近からは上野原市街地が真下にありました。 |
分かりづらい地図を片手に遊歩道を45分歩いて、終点根本山に着いた。
根本山の目印がどこなのかしらと堤さんがウロウロして見つけてくれた。「もォー。これじゃ分かりにくいわよ―」と皆で納得!。目印は石に根本山とあるだけ。
後は、道路を歩くこと30分で上野原駅に着いた。5時間きっかりの日だまりハイキングでした 。 <記> 和久井(君)
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