耐暑訓練山行 筑波山
【日 程】2015年8月1日(日) 晴れ
【参加者】関山(L)、三戸(記)
【行 程】筑波山神社(8:50)→登山口(9:00)→御幸ヶ原(11:10)大休止→男体山(11;45)→御幸ヶ原(12;00)昼食(12:40)→女体山(12:55)→ロープウェイにて下山。
来る8月15日~16日予定の会津駒ヶ岳山行に向け足慣らし、暑さ慣らしとして手近な百名山「筑波山」に出かけました。
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朝6時50分秋葉原発の「つくばエクスプレス」からシャトルバスへと乗り継ぎ、予定通り9時前に筑波神社に着きました。山行安全と個人的お願いを十分に行ったのち、まずは男体山を目指し元気なスタートとなりました。 |
筑波神社と男体山を結ぶこのコースを「御幸ヶ原コース」といいますが、岩や丸太階段の続く樹林帯の登山道で展望はほとんど無く、ところどころのベンチを見つけては「暑~い!」を連発しながら水分補給に努める山行となりました。途中、百人一首でおなじみの「男女川」の源流や、樹齢100年を超えるとみられる杉の巨木を斜めに眺めながら、通常1時間40分程の行程を猛暑のため約2時間10分かけ、ようやく御幸ヶ原に辿り着きました。 |
御幸ヶ原コースの厳しい丸太階段です。「暑~い!」を連発
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御幸ヶ原は関東平野を一望できる処ではありますが、まず目に飛び込んできたのが茶店の「氷」の旗で、躊躇なくかき氷の注文となりました。ちなみに関山(L)はオレンジ、私はブルーハワイです。
筑波山の双耳峰の一つ男体山の前で記念撮影
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少し、元気を取り戻し10分ほどで男体山山頂に着きました。この山は徳川幕府の守護山としてあがめられ、男体山頂本殿は江戸城の方向を向いているとのことです。御幸ヶ原に再び降りて昼食をとり、(L)持参のあんこ餅に舌づつみを打ちました。 |
昼食後、「ガマの油売り口上」で有名な「ガマ石」を左手に見ながら、女体山を目指しました |
男体山から電波塔がたつ、もう一つの峰の女体山のが見えます。
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12:57女体山の山頂で記念撮影です
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山頂からの景色は、暑さで疲れた目に実に爽やかに映りました。なお、女体山頂の本殿は男体山本殿を向いているとの事、なにげに女性の愛おしさを感じさせるものがありました。
ここからは「白雲橋コース」を一気に、朝の出発点筑波山神社まで下山の予定でしたが、真夏の太陽は容赦なく照り続け、2.5ℓ用意の水もすでに2ℓを飲み干す状態にて、このままでは熱中症にかかる恐れありとして急遽、ロープウェイにて下山に切り替えました。吹雪、豪雨と同様に炎天下という状態を見極め、勇気ある進路変更を決断された(L)に感服いたします。
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下山後、秋葉原にてビール片手に反省会を催し「真夏における低山山行が、いかに過酷なものであるかの確認がとれた」として評価し、訓練山行を終わりました。
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