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■前日、中の湯温泉に現地集合。
早めに宿に着いた綾子さんと私は温泉でゆっくりした後に、明日は雨模様という天気予報を気にしつつも合流した皆と楽しい夕飯。子供たちのリラックスしたポーズが愛らしい。
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■翌日、宿で、ストックやスノーシューを借り、車で釜トンネルゲート入り口まで送って頂く。身支度を整え、予定通り、8時30分出発。 |
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■青空も見えて天気はどうやら回復した模様。普段は、車であっという間に通り抜けてしまうトンネルを、ライトを頼りに暗闇の中を歩くのは新鮮な体験だ。30分ほどでトンネルを出る。(8時55分着)
しばらく車道を下り、梓川へ降りる脇道に入る。
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中の湯温泉の方のご指摘通り、今日のこのルートには、スノーシューもワカンもアイゼンも必要なかったようだ。個人的には、初めてのスノーシューを楽しみにしていたので、残念。
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■雪の焼岳は圧巻だ。皆、思い思いにカメラを構える。
かつて、大正池の景色を神秘的に彩っていた立ち枯れの木は、年々少なくなっているが、近い将来すべてが消滅してしまうのだろう。
大正池横ホテル10時発。
木道の上に50cm以上積もっている雪の上を登山靴で歩いていく。清らかなせせらぎが木道の脇を流れている。
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■焼岳に相対して聳える霞沢岳等の山々は、普段は見過ごしているけれど、今日は、雪を纏って存在感を増している。
梓川を渡り、反対側の川沿いを歩きウェストン碑を通り過ぎる。
青く清冽な流れの夏の梓川とはうって変わって、雪解け前の梓川は、透き通った水が穏やかに流れるどこにでもある普通の川に見えた。
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■夏にホテル周辺でよく見かけたサルが、やはり同じ場所で群れている。固い木の皮を無心に齧りながら、もうそこに来ている春のおとずれをまちわびているのだろう。
河童橋11時30分着。夏は観光客でごった返している上高地に殆ど人がいない。なんて贅沢なのだろうと思う。この自然を独り占めできるのが、この季節に上高地を訪れる醍醐味なのだろう。
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■憧れの穂高連峰が望める日本有数の山岳風景。
この景色が好きで何度も上高地を訪れているが、雪景色の今日は格別だ。
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■河童橋の袂で昼食後の記念撮影。12時10分出発。
上高地バスセンターのほうを回って、12時30分バスセンター出発、2時55分に釜トンネルゲート近くのバス停発、松本行きのバスに間に合わせるため、金子リーダーはペースを上げてくれたようだ。
往きに3時間かかったコースだが、帰りの所要時間は2時間強で、2時30分には出発地点の釜トンネルゲートに到着した。
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