表尾根縦走・塔の岳 日 程:6月26日(日) 参加者:三戸(R)、渡辺(SR)、金子、金子(泰)、蔦 行 程:ヤビツ峠(8:10)→富士見(8:35〜8:50)→三の塔(10:00〜10:15)→行者岳(10:50)→新大日岳(12:00)→塔の岳(12:50〜13:20)→花立山荘(13:50)→堀山の家(14:30)→雑事場(15:10)→大倉(15:50〜17:00) 24日予定されていた山行が、当日の天候不順予想のためリーダーの素早い対応で順延となり25日実施、当初参加メンバーの数名が、急な順延で不参加となり、最終5名の山行となりました。 7:10集合場所の秦野駅ヤビツ峠行きバス停はすでに長蛇の列で、臨時バスの発着があり、私たちはこの臨時バスを利用することにしました。
8:10ヤビツ峠到着。既に、大勢の登山者が各々、登山開始前の一時を過ごしていました。これから7時間余りの行程、支度が整い次第私たちも出発です。車道を歩くこと20分ほどで富士見に到着、ここから本格的な登山道が始まる。 後から来る登山者に道を譲りながらかなりの急登をゆっくりと歩き始める。植林帯を抜け、開けた雑木の中を鶯の鳴き声や、白い野ばらに初夏を感じながら登る。視界が広がる二の塔を超え、正面に黒い頭を雲の上に出した富士山、手前に三の塔、左方に秦野から湘南の市街地、その向こうに広がる湘南〜駿河湾を臨みながら小さな登り返しを歩き30分ほどで三の塔に到着。三の塔山頂は広く、眺望もよく、トンボがたくさん舞っていた。前方に本日の表尾根のハライト・・・行者が岳、新大日岳と塔の岳までの稜線が続く。「まだ?まだ?」をほとんど発しなかった泰征くんは塔の岳がまだまだ見えず、その先だと分ると少々がっかり。三の塔から行者ガ岳、新大日岳へは、狭い稜線、繰り返す登り返し、岩稜帯、鎖場・・・変化に富んだ山道が続く。春蝉が鳴き始めたり、泰征君待望の蛭に出会ったり・・・登り始めから4時間弱、新大日岳に到着。ようやく塔の岳頂上が眼前に現れる。後はもう少し・・・最後の階段を一気に上り13:00前に塔の岳頂上に立つ。
下りは、大倉の長尾根。正直うんざりだが、下りはじめてすぐに「下りは好きだから」と張り切っていた泰征君がギブアップ。続く階段、ザレ石、視界のない延々と続く単調な下りはかえって気が抜けず疲れる。途中の幾つかの山小屋で休み、各自自分のペースでただ下る。植林帯に入り、下りが終わりに近付いてくるともう下山した気分になっていたが・・・大倉尾根は約1200mの下り、まだまだ先。16:10やっと大倉バス停に到着しました。 秦野へのバス便は多いので、ゆっくりとレストハウスでかき氷とビールで今日の山行を締めました。久し振りの表尾根縦走は、登山者の多さ、階段の多さ、尾根や稜線に花が多いことなど丹沢の新たな発見もありました。(記録・蔦) |