地図読み低山山行 高柄山733.3m
期 日:2015.12.05土曜日
参加者:L佐藤、上野、堀井、山崎
コースタイム
新宿6:57──(京王線)──7:40高尾7:47──8:14四方津駅出発 8:17──杖突集落──9:05林道終点(ストレッチ) 尾根へ取付く9:17──9:53 467mピーク──11:05高柄山山頂11:15──11:20山頂近くで昼食11:58──ロープの急斜面が3個所続く12:17 640mピーク──12:38標高530m一般道を分かれ更に尾根道へ──12:55ルートを間違え引き返す13:20──13:55 500mピーク──14:03 430mピーク 14:30金山川の河原──14:40秋山トンネル入り口 15:12秋山温泉 入浴 16:30温泉専用バスで上野原駅へ 上野原──高尾駅 駅前で打ち上げ
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運動不足解消のため、どこかへ温泉付き山行をとの話の中で、日も短い12月の為、まずは温泉を選んでからどこの山にするか、ルートにするかに一思案です。結局近くて交通費の安い高柄山に地図読みで登ろうとの話になり、男性4名での山行になりました。
高尾からの電車は河口湖へ直通との事で大混雑、座れませんでしたが、四方津駅までは近く、おしゃべりの間につきました。四方津駅で4名全員集合し出発ました。
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中央本線四方津駅から杖突集落までは中央本線を上野原に戻るように舗装道路を歩きます。 |
中央本線 四方津駅をでて暫く歩くと右手斜めに目指す高柄山の稜線が見えてきました。 |
杖突集落手前の橋の上から見る桂川の景色は素晴らしい |
途中の桂川にわたる橋からの渓谷は観光地ではないのに素晴らしい景色です。杖突集落のはずれの林道終点から、藪の尾根に取りつきますが、藪は薄く、簡単に尾根に取りつきます。トップは山崎さんが務めます。
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道はないものの歩き易く小さいアップダウンの稜線の木々の間から中央高速と住宅がよく見えます。2ヶ所ほど木にしがみつきながらの急登がありました。 |
樹林帯の中、高柄山への最後の急登です。木に助けらながら登りました。 |
高柄山山頂での記念撮影です。 |
順調に高柄山山頂につきました。このルートを整備すれば四方津駅から直接高柄山に登れて便利な登山道が利用できるのにとの印象です。
高柄山山頂下の小春日和の林の中で、のんびり昼食とコーヒーで自然の空気を味わいました。下り道のトップは堀井さんが務めます。この後の登山道は何個所かロープが張られ、枯葉の中を登り、急な斜面を下ります。この道は地元のパンフレットには記載されていますが、昭文社地図には記載されていません。このコースの厳しさのせいでしょうか。
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530m付近の鞍部で金山集落に下る登山道を分かれ、更に先の尾根道を地図読みで進むことにします。
552mのピークを過ぎると下りすぎる感じで、次のピークがありません。左手に尾根らしい下りがありましたが、間違っているとの確信がもてず、更に少し下って間違いの確信をしました。低山なのでこのまま下ってもなんとかなるように思いましたが、予定コースに通り引き返すことにします。急登を這い上がって戻り、更に予定ルートを東に向かいます。尾根東端の430mピーク到達しました。
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高柄山からの稜線は各所にロープが設置され、写真で見るより、傾斜もあり、落ち葉も深く滑り易い厳しい下りでした。 |
地図読みの最後は金山川の河原に下りてしまい、川沿いの高所にある林道へ這い上がる場所を探してうろうろします。 |
ここからは尾根を南に下り、河原を避けて林道に下りなければならないのですが、南東の尾根道は歩き易くついつい下ってしまい。避けなければいけない金山川の河原に下りてしまいました。川底から目の前に高い高い場所にある林道は深い壁に阻まれて這い上がる場所がありません。漸く金山川にそそぐ小さな沢を利用して林道に這い上がりました。旧秋山トンネルを通らず、近くにあるな長い秋山トンネルをくぐり、秋山川を渡って秋山温泉に着きました。
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旧秋山トンネルを通らず、近くにあるな長い秋山トンネルをくぐり、秋山川を渡って秋山温泉に着きました。秋山温泉でゆっくり入浴し、温泉専用バスで上野原駅に着き、そこから高尾駅にでて打ち上げを行いました。
堀井さんとは最初の山行でしたが、山への造詣は深く、教えて頂くことが多そうで楽しみです。山崎さんは本年夏サラリーマンを止め独立したそうです。能がなく会社にしがみついていた私と違いたいしたものです。
今回の山行はそんな話をしながらの低山歩きでした。高柄山は標高が733mしかない低山でしたが、下りの数か所のロープ場はなかなかの難所でした。帰路の地図読みも難しく大変勉強なりました。(佐藤)
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