三浦半島の最高峰をハイキング!
大楠山242mハイキング山行記録
<大楠平・菜の花畑> |
<塚山公園/展望台> |
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日 程 2017. 3. 4(土)
参加者 (L)関山、(SL)三戸、吉田、上原
アクセス
往) 品川駅(8:08発)----<京急線>---金沢文庫(8:43着)
/乗換(8:46発)---按針塚駅(8:55着)
復) 前田橋バス停(16:06発)---<バス>---新逗子駅(16:40頃着)
新逗子駅---<京急線>---品川駅
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<大楠山山頂> |
行 程
按針塚駅前(9:10スタート)・・・塚山公園/三浦按針墓(9:35-10:10)・・・本円寺(11:00)・・・大楠山登山口バス停(11:15)・・・沢/温泉湧水地(11:40)・・・衣笠城址分岐(12:05)・・・大楠山(12:30-12:45)・・・大楠平12:50-14:45)・・前田橋登山口(15:45)・・・前田橋バス停(16:00)・・・京急・新逗子駅
記 録
大楠山ハイキングコースには4つのコースがありますが、塚山・阿部倉コース
+ 前田橋コースの2つを結ぶ約10kmの道のりをゆっくりと歩くことにしました。そして、三戸さんからコースも比較的穏やかなので、「春のランチ山行」にしましょうとの提案があり、即皆賛同し、ハイキングならぬバイキング山行にすることにしたのです。
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ガスコンロ、フライパンの調理器具、ジンギスカン肉(タレ付4種)、もやし野菜、甘味噌、鮭のジャンジャン焼き食材等、セロリ・人参・キュウリのスティック野菜、そして、食前酒のワイン、日本酒、デザートのいちご、コーヒーなどを持ち寄り、大楠山山頂から5分程下った大楠平の菜の花畑の丘で春の宴を催しました。
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<三浦按針墓前で〉
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按針塚駅から塚山公園までの道は舗装され狭く、左側(東側)は急斜面が続きます。住居の玄関先にはきれいな鉢植えの花々が飾られ、又、庭には梅や金柑、ミモザなどの花木も植えられていて、ついつい写真を撮りながら見惚れてしまい、コースから外れることも。按針墓のある公園直下の登りはきついですが、公園はきれいに手入れされ桜の名所と知られ、眼下には横須賀港、又、富士山や房総半島を遠望できました。 |
<沢の温泉湧水付近> |
ここから登山口バス停までは県・市・町道の舗装道を歩きますが、田園風景を楽しんでのんびりと歩行を進めます。バス停は阿部倉コースの入口で、多くの分岐道を辿って横横自動車道のガードをくぐり簡易トイレのある登山道に入ります。始めは温泉の湧水沢のせせらぎ沿いに進み、途中急な階段の長い登りやなだらかな道を歩いて行くと衣笠コースの分岐に着きます。ここからは、ゴルフ場を右手に見ながら、急な階段を上り、更に頂上直下230段の急登階段を上って頂上に着きました。
頂上は広場になっていて、展望台と売店、トイレがあります。三浦半島で一番高い場所となる展望台に登って、春霞の中、富士山、伊豆半島、大島、房総半島を遠望しました。
そして本日のメイン行事の「春のランチ宴」の会場・大楠平に向かいました。ここでのもようは写真に撮っていませんでしたので、楽しい宴の様子は皆さんの想像におまかせしたいと思います。ここに2時間近く滞在し、いよいよ約1時間の前田橋コースを下山します。このコースは長い下り坂が続きますが、2ケ所程登り返しがあり、宴を楽しんだ身には辛く感じました。でも、あっという間に前田橋登山口に着きました。ここには川沿いに遊歩道が設けられていますが、川に下りず舗装道を歩いてバス停に向かいました。
感 想
三戸さん/ 春の日差しを一杯浴びられるとの天気予報でしたが、あいにくモヤーとした春霞の中でのハイキングとなりました。三浦按針塚で歴史の勉強、丘の上から横須賀湾に浮かぶ米空母を見ながらの平和に対する願い等を感じつつ、のどかな山行が始まりました。ところがさすがはリーダー、お気楽に先頭を歩く私に地図読み講座が始まり、緊張感をもった山の会らしい山行となりました。
やがて230段の急登階段を上り詰め三角点のある頂上に到着、脇の一面菜の花畑でのランチ会が始まりましたが、「出てくるは、々」メニューは北海道仕込みのチャンチャン焼き、ジンギスカン鍋と1時間以上かけての豪華絢爛の昼食を楽しみました。
満腹後ふもとの前田橋まで歩き、総歩行距離約10q、全5時間半の三浦半島横断の山行は、花と食事に大満足の春山行でした。関山L有難うございました!!
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吉田さん/
『春の足音を感じながらテクテク。。。
塚山公園の見晴台より見た横須賀港に寄港中の空母ロナルド・レーガンの大きさにビックリ!
地図読み、少々の登り坂で程よい汗をかきコンパクトな山行。
そして、関山さんの美味しいお昼ご飯。ありがとうございました』
上原さん/ 楽しい、美味しい、素敵な、山行にご同行させて頂き、有難うございました。関山リーダーお世話様でした。
この感動を忘れぬうちに、感想代わりに拙句を送付致します。
【大楠山の山行俳句五首】
・紅梅に 道を行き過ぎ また戻り
・空母艦 指で測る 春の丘
・貸切りの 菜花畑で 花見酒
・啓蟄や 野山這う虫 我もまた
・地図辿り 写真見返し 八朔柑
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関山君/ 昨年は奥多摩三山やご当地アルプス巡りの低山山行を1月から5月にかけて計画し実行しました。
一方、今年はどうだったのでしょうか。今年の山行は自ら計画したものは少なく、この年齢になってもまだ冬山やマニアックなサバイバル地図読み山行に体力がついていけるのかを確認するために参加してまいりました。谷川岳日帰り冬山、曽我丘陵ハイキング、玉原/鹿俣山・獅子ケ鼻山テント泊冬山、高松山(河津桜お花見ハイキング)、大楠山ハイキング、杓子山・鹿留山地図読み山行と、前年と比べて様変わりしています。今後は、日帰りで行けて、危険が無く、特別な技術もいらず、比較的軽装で並の体力で誰でも行ける低山山行に軸足を置いて、楽しい山行を計画してまいりたいと思っています。そういう意味では、今回の三浦半島の中央部に連なる最高峰の大楠山を東京湾側から相模湾側に横断するハイキングは、上記要件を満たし、心の充足を図ることのできた楽しい山旅となりました。
・葉山路や潮風と日と花菜の黄
・啓蟄や泥踏んで行くもぐらみち
・菜種色大楠山にあふれたり
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