奥多摩 南秋川 矢沢 軍刃利沢(ぐんだりさわ)
日 時: 2017年6月3日(土)
メンバー: 吉岡(リーダー)、蓬生、福井、上野、堤、横山、美知子、金子、佐藤(コースターム、写真)、桑村(報告文)
タイム:新宿駅7:44──(ホリデー快速)──8:48武蔵五日市9:00──(バス)──9:35南郷下車 出発──(矢沢林道)──10:18軍刀利沢入口(入渓準備)10:48──11:18逆くの字滝──12:12 5mナメ滝(ロープ出す)12:35 13:01迄昼食──13:30最後の10m滝 左岸を巻く、残置ロープ有り──チョックストーン14:07──14:36生藤山直下の稜線(沢装備を取る)14:56──15:40軍刀利神社──16:09井戸バス停 17:00上野原駅 駅前中華店で反省飲み会
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沢に行きたいみんなを代表して綾乃さんが企画、蓬生さんに依頼して実現の運びとなった。事前に学習をしておこうと、プロガイドの前田恵久さん(東京雲稜会代表、都岳連講師・安全登山教室委員)にロープワークの基礎を習った。 |
当日は、心配したお天気も上々、前日も雨は降っていなかったようで、沢は濁ってもいず、増水もしておらず、遡行できる。
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10:44 矢沢林道で入渓準備をし、いざ出発です。 |
10:53入渓して直ぐに狭いゴルジュを両足を広げて通過します |
入渓点には赤布が付いている。釣り師が2人出合にいたが、私たちが迷惑を掛ける前に上がって来た。
メンバーが多いので、蓬生さんからの事前の指示通りに2班に分かれる。
@横山、美知子、金子、佐藤、桑村
A蓬生、福井、吉岡、上野、堤(いずれもオーダー順)。
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蓬生さんに「桑村さん、どうぞ」(つまり、@班がお先に)と言ってもらったが、20年近く前の遡行はまったく記憶になく初見状態。初見のトップもドキドキして楽しいけれど、今回は、一緒に沢に行ったことがないメンバーがほとんど、記憶のある蓬生さんに先に行ってもらった。 |
11:30 |
11:57 6m滝を右から残置ロープを利用し、巻きました |
A班で軍刃利沢をトレースしているのは、蓬生さんと堤さん。ラストの堤さんから少し距離を取って私たち@班もスタート。横山さんにトップをお願いして、ロープを持った美知子さんに続いてもらった。あとは適当に、ラストが私。この@班は、私よりバランスのいい人たちばかりだったので、気が楽だった。軍刃利沢は、思っていたより明るく、登れそうな滝も多かった。直登できない2つの10m滝以外は、登るのも巻くのも同じくらいのグレードに思えた。濡れて滑るのが怖いけれど……。 |
堤さんが滑って落ちた(3〜4m)と、本人と蓬生さんから聞いた。他のメンバーは見ていない。お助け紐の手前で、踏ん張れずに力尽きてズルズルと……その後、仰向けに滝壺に。ザックと水深でケガはしなかったようだ。足首辺りを捻っていたようだが、下山するまでアドレナリン放出で……。
私の滑ったのも同じところだと思う。ただ、私は横山さんのお助けをつかんでいたので滑落しなかっただけ。私は、滑ると分かっていての不注意、お助けがあるからと乱暴に力任せに動いてしまった。そっと、ジワジワと体重移動すべきところなのに反省。 |
12:23 650m付近をロープで確保して貰い登りました。安心できました。 |
12:32 ロープで確保され登るメンバーを固唾を飲んで見守りました。 |
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@班は、直登や釜や、ロープを出してもらったりと、後発の利点を十分に楽しませてもらった。
滝場が終わってから1ヶ所、枝沢と本流の紛らわしい箇所があった。また、詰めで、右の岩稜帯から峠をめざしたかったが、蓬生さんがガレ場を直登して詰めている。打ち合わせをしていないので、そのまままっすぐ上がった。 |
13:30最後の10m滝を右から巻きました |
14:45稜線の登山道に着き、記念撮影をする後続班 |
歩きやすい尾根に乗り、生藤山991mから少し峠寄りに出た。詰めはヤブ漕ぎなく、三国峠の稜線に出る。甲斐、武蔵、相模の三国の境だ。オススメの沢なのに貸し切りだった。 |
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東京都檜原村から山を越えて山梨県上野原市へ下ります。
15:40 山梨県側の軍刀利神社に下りました。軍刀利神社奥の院天然記念物の大桂のです。 |
参加者のひとこと
吉 岡: 蓬生さんのおかげで、ありがとうございました。
佐 藤: 2年ぶりの沢、なかなかの手応えだった
横 山: 沢は20数年ぶり、楽しく面白かった
上 野: 2年ぶりの沢、変化に富んでいた。トレーニングの効果があった
金 子: 確保してもらえると楽しかった
堤 : 初めて落ちた。1年ぶりの沢で筋力の衰えを覚えた
福 井: 初級なので、もう少し易しいと思っていた。
美知子: 滝は滑りますね。
蓬 生: 簡単かと思っていたら……。カレイとメンバーの力量かな。
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