南アルプス 鳳凰三山 薬師岳~観音岳~地蔵岳 ・・・夜叉神峠から御座石温泉へ・・・ 〖日 時〗2017年8月19日(土)~20日(日) 〖参加者〗安達(L)、長谷川(SL)、三戸、蔦、渡辺(綺)、大野(会員外)、林(会員外) 〖行 程〗
ここからは原生林の中の尾根道の急登が続く。ダケカンバが目立ちはじめ、天然唐松やブナの大木がみられる原生林の中をひたすら登る。杖立峠で一息つき、途中、焼場で「14:00過ぎに通過の場合は小屋に連絡を」との表示を見つけ、リーダーが連絡。14:00をかなり過ぎていた。
杖立峠あたりで一時ガスにあったが雨に見舞われることなく16:00過ぎ小屋に到着。テント場のテントが意外に少なく、しかも今日の泊り客は20名とか・・・後で、小屋は来週には閉鎖されると聞いて納得するが、少々淋しい気分になる。(記・蔦) 《2日目》天気:晴れ 2日目行程は10時間半の山行になることから睡眠が第一と前日午後7時半に催眠薬を飲み眠りについたが、1時間後突如の小屋中に響き渡る雄叫びのようなイビキ(ちなみに他G)に起こされ悶々とするも、何とか手製の耳栓を作り起床午前3時を迎える事が出来た。早々に準備を行い、まだ暗いなか午前4時にヘッドランプを装着の上、南御室小屋を出発した。
此処で広河原に下山する下島さんと分かれ、我々8名にて御座石温泉を目指し下山を開始した。早朝出発から5時間半の山行を経て午前9時半に鳳凰小屋に到着、さすがに少々の疲れを感じて来たのでここで大休止を兼ねブランチを取ることとなった。 ここから、4時間半の長くつらい下りとなったが、途中燕頭山から下りた辺りから点々とレンゲショウマの花が咲いており、清楚で美しい女性を想わせるというピンクの花は「花より団子」の私の心でさえ、優しく和ませてくれた。疲れた足を引きずりながら、午後2時半御座石温泉の赤い屋根が見えた時は誰からともなくドッと喜びの歓声が沸いたのも無理からぬ思いである。 御座石温泉入浴後、キュウリの漬物を肴に飲み干すビールの味は当然の事ながら最高であった。タクシーで韮崎に出た後、運よく来たホリデー快速にて帰途についた。 帰宅後聞くに、関東は大荒れの天気だったとか皆様の日頃の行いの良さに感謝するとともに、安達(L)の適切な判断力に感服する次第です。 |
薬師岳山頂(白峰三山を背に) |
薬師岳山頂より雲海に浮かぶ富士山 |
地蔵岳手前で(オベリスクを背に) |
地蔵岳のお地蔵さん |
別の角度からオベリスク |
GPS軌跡