小楢山1712.6m 山行報告
日 時:2017年11月24日(金) 晴れ
行 程:7:30新宿(あずさ3号)→8:53塩山駅9:00―(タクシー)→9:20オーチャードビレッジフフ9:33ゲート→11:03父恋し路分岐→11:15達磨岩→11:24姫百合地蔵→
11:27白雲の滝→12:01屏風岩→12:23羅漢岩→12:25大沢の頭→12:30幕岩→12:49小楢峠→13:04小楢山山頂(昼食休憩)13:50→13:58一杯水→14:10的岩→15:05焼山峠(タクシー)→16:00花かげの湯(温泉&食事)18:30→18:50塩山駅19:11塩山駅(かいじ122号)→20:37新宿時間5時間55分)
メンバー:佐藤(L)、堤(SL)、松平、得津(記録)
![](image1901.jpg) |
勤労感謝の日と週末に挟まれた平日の金曜日、佐藤さんの提案で小楢山に行って来ました。秋晴れの平日、静かな山行への期待が膨らみます。
小楢山は奥秩父の南端、乾徳山の南西に位置し、眺望の良さからも山梨百名山に選定されているそうです。
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塩山駅でタクシーに乗車し、登山口のあるオーチャードビレッジの先、林道終点で降車しました。通常、しばらく林道歩きですが、林道は楽しくないからと、松林の中を作業道の踏み跡をたどり尾根を目指して登って行きました。 |
登山口のあるオーチャードビレッジの先でタクシーを降り、ゲートを開けて暫く林道を歩きました。
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1230m付近に現れた林道の崖とガードレールを懸命によじ登りました。
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やがて母恋し路と父恋し道の分岐点である林道に出ました。 |
そこには案内看板が設置されていて、これから登る母恋し路のルートを確認しましたが、どう見ても案内看板と標識の角度が合っていない??
案内看板は間違っていないという先入観から、危うく逆の下山方向に歩き出した時、佐藤さんから「逆だよ」言われ、案内看板が正しく表記されていなかったことを理解しました。
(しかもこれから登るルートは、母恋し路では無く父恋し路だったとは…。) |
地図にない林道にでて、そこにある標識を見て登山道の選択にに悩むメンバーです。 |
父なし道の石仏、江戸時代寛政4年(1791年)の文字が刻まれています。天明の大飢饉の苦しさを祈ったのかも?
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父恋し路は岩稜帯が有り、コースとしては面白く、途中いくつかの一枚岩が点在し、それぞれに名前が付いています。 |
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父なし道を上り詰めると最後に石の門のような大岩の脇を通って行きます。 |
白樺の林が美しい小楢山の平坦な山頂に近づきました。
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このコースのハイライトは一番大きな幕岩の鎖場です。
しかし私はその鎖場は、いずれ登山道上に出現すると思っていたため、幕岩に着いたのにそのまま幕岩の脇を通過してしまいました。何で鎖場が出てこないのだろう?と思っていたのですが、幕岩の鎖場は、幕岩を右に回り込んだ処にあって、しかも岩の上に登ると眺望が素晴らしいのだそうです。私の観察の欠如に反省です…。
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小楢山山頂は広く丸みを帯びたカヤトの原となっていて、休憩するにはとても心地よい場所です。 |
小楢山山頂1712.6mで記念撮影。 |
小楢山山頂からの雄大な富士。 |
眺望も良く、正面に富士山、眼下に甲府市街地が見渡せ、 |
反対側には奥秩父の主峰金峰山から甲武信ヶ岳の白くなった稜線が遠くに見えていました。 |
小楢山の山頂から奥秩父の雪の連山をみました。 |
一杯水の水場は枯葉に埋もれチョロチョロでした。飲むのは困難?
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下山は北西に尾根を下ります。一杯水の水場は枯れていました。 |
なだらかな山腹の傾斜を下り、雑木林を下り、小楢峠との道と合流し、さらに下ると程なくして焼山峠に着きました。 |
舗装道路のある焼山峠には無数の石仏があります。比較的新しいものが多く、現在の方々の信仰の厚さも感じました。
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ここでタクシーを呼び、鼓川温泉が休みのため、花かげの湯に立寄りました。登山と温泉、そして美味しい食事。しかも次の日仕事休み。このパターン最高ですね。(記録 得津)
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