西丹沢 大室山 地図読み山行
期 日 2017年12月10日(晴れ)
参加者 L金子、川田、松平、渡辺美、吉岡綾 A班
SL佐藤、福井、桑村、渡辺綺、堤(記)B班
コースタイム
7:30高尾駅南口タクシー乗車 8:35道志キャンプ場600m 8:50B班から出発9:15テニスコート脇より尾根に取り付く 10:45休憩後1160mでA班に交代11:20前権現分岐1350m 11:35〜12:05前大室1425mで昼食13:00大室山1587mB班先頭 13:35雨乞い岩1380m 14:20A班に交代1100m 14:45椿分岐標識1000m 15:15林道 15:45紅椿の湯(着) 17:30タクシーで高尾駅へ
行動時間 約7時間 累積標高上り1316m 下り1392m
今年3月に佐藤さんリーダーで加入道山から大室山へ行った。その時の下山ルートを登りに。そして落石や雪で時間切れ断念した、大室山山頂から紅椿温泉へのルートに再挑戦と言う、往復共に地図読みの豪華企画を金子さんが立ててくれました。参加者10名をジャンケンで2班に分けました。 |
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林道から登り口になるちいさい尾根をキョロキョロ捜しました。 |
キャンプ場のトイレを拝借、準備を整えB班から出発。尾根の取り付き点を探します。前回の記憶を頼りに探した私は、失敗。記憶の曖昧さに我ながらうんざりします。テニスコートの右手、杉林の中の歩き易い道形から入ります。登りの尾根は一筋、二筋違っても最終は主尾根に入れるので気が楽ではあります。 |
驚いた事に、前回無かったピンクテープが前大室まで付いていていました。900mぐらいから傾斜がきつくなり大汗をかきます。1160m右側から上がってくる尾根の合流点で、A班に交代。 |
雪の尾根を大汗を掻いて登ります。 |
1160mの尾根合流点には真新しい祠が安置されていました。 |
途中今年の8月に安置された胴葺きの小さな社がありました。前権現分岐には加入道山の小さな標識が木に打ち付けられていました。この一帯の山々は地元の集落の権現信仰の対象であるらしく、かつて歩かれた気配が色々あります。 |
若手が多いA班は快調に登り、私は又大汗をかいて後について行きました。少し雪が出て、風が冷たくなり、加入道山から大室山への稜線上の小ピーク前大室に着きました。風避け地を探して昼食タイム。
大室山へは丹沢山系らしい階段や木道が多くあります。 |
破風口から大室山頂まで木製の立派な階段が整備されていました。 |
大室山への登り、立ち止り立ち止まり秀麗な富士を見ます。 |
幸い太陽の光で雪も融け、濡れていなくて助かりました。
どっしりした富士山に感動。 |
大室山山頂からいよいよ初見の椿下山道です。B班が先頭になります。大室山山頂北方からは5本ほどの尾根が張り出しています。 |
大室山山頂で記念撮影、寒くてそさくさと山頂を後にしました。 |
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この広くてゆるい傾斜地にはブナの木が多く心休まる地形です。こんな場所のコース取りは難しいのですが、佐藤さんは楽々道を選びます。 |
雨乞い岩から急傾斜になり、土も凍って足元確保に必死です。所々に朽ちた階段があり、明治中ごろまで雨乞い神事があったと後で知りました。1200mで右に大きい尾根が派生する事を確認。
1100mでA班と交代。P943mとその手前のピークを確認。その少し先の大室指、椿分岐には丁寧な標識が木に貼り付けてありました。850mから右に派生する尾根が見当たらないまま、750m地点で先頭は上手に北西向きの尾根に乗ります。 |
雨乞石を背にゆきと落ち葉で全く分からない道を下りました |
タクシー到着まで紅椿の湯で汗を流し、ビールで乾きを癒しました。 |
間もなく林道に飛び出し紅椿の湯へ向かいました。
最後尾で仲間と一緒に地形図と、目の前の尾根や沢を確認しながら歩くのは地図読みの醍醐味です。金子リーダーが机上で計画したとおりのコースを歩けました。ちなみに1997年昭文社地図には今回のコースが破線で載っています。
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