上信国境の岩峰 恩賀高岩
日 時:2018年11月24日(土)
参加者:L渡邉美、SL桑村、福井、堤、佐藤達、松平、渡辺綺、桐畑、今堀(計9名)コースタイム:横川9:15集合(タクシー)→9:50高岩登山口10:00
→10:34コル→10:44チムニー全員通過11:45→12:00雄岳山頂→13:00下りのチムニー通過14:23→14:33コルで昼食14:50→15:08雌岩PI→15:11雌岩P2脇を通過→15:25雌岩P3→15:33ルンゼ状の岩場通過15:53→16:15登山口 タクシーで横川駅
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9:26 信越線の終点となってしまった横川駅にある「峠の釜めし おぎのや」本店です。 |
9:55恩賀集落の登山口でタクシーを下り、出発準備です。
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横川駅曇りで気温が低いという天気予報に反して、朝から青空で暖かな中、横川駅からタクシーで登山口まで行きました。
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とりあえずコルまでと歩き始めましたが、すぐに急登、おまけにザレ場で足を取られながら、何とかコルに登りきました。 |
10:14 コルへの急登の前に祠の大岩という、祠を祭った大岩があります。 |
10:53 チムニーの登挙地点に向かう棚状の岩が帯のように40m程続きます。 |
コルで一休憩後、少し歩いて、いよいよ今日のハイライト、30メートルのチムニー型鎖場に到着。 |
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10:13 支点にロープを設置に行く渡邉さん |
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ここでハーネス、カラビナを装着、ザックも放置して、一人ずつゆっくり登り始めました。
見上げても先が見えず、垂直どころかハングぎみになっているところを、ゆっくり登りました。全員が登りきるまでに1時間半くらいかかりました。日陰だったので、待っている間がとても寒く、確保されている美知子さんと桑村さんはかなり寒かったと思います。 |
チムニーを通過して雄岳頂上は晴れてとても暖かく、360度の展望を楽しみました。
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狭い雄岩の山頂での記念撮影、眼下に上信越道軽井沢ICが見えます。 |
雄岩から雌岩方面を見ます。遠くに浅間山
画面中央やや右は雌岩P1、左円柱状は雌岩P2、中央小さな鋭鋒はP3です。
P1を登り、P2は脇を通り、P3を登りました。 |
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GPS このように歩きました |
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上信越自動車道 軽井沢IC付近から見た高岩(資料映像)
左:岩峰は雌岳 右:岩峰は雄岳
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雄岩山頂から上信越国境の雪を被った山々。遠くて山名を特定できませんでした。 |
全員で記念写真を撮ってから、摩利支天の石碑がある北峰へ。 |
雄岩山頂から下山し始め、チムニーを下りようとすると、先に2人ずれがロープを使用し下山しようとしているため、時間潰しの為、近くの小さな岩と灌木の生えた15m程度の山頂に登ると摩利支天と彫られた石碑がありました。(雄岳P1との事です) |
摩利支天の石碑のある小さな峰から雄岩山頂方向に戻り、再びチムニー岩場の上部に戻ります。
雄岩山頂部の雰囲気がよく出ている場所です。 |
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そして、またさっきの鎖場を下りました。下りは懸垂下降、できない人は美知子さんにロープダウンしてもらい、全員無事に降りました。 |
13:42 再びチムニーをロープで下ります |
14:26雄岩からの下山も同じチムニーを下ります。50mロープをダブルで使用の為、やや短い |
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そこで、ザックを拾い、コルまで戻って、10分のお昼ごはん休憩。それから、雌岳を目指します。 |
コルで遅い昼食を軽く終え、15:00コルから雌岩へ向かう途中、登って来た雄岩の岩峰を振り返ります。 |
15:08 雌岩P1 山頂は2名が立つのが精一杯で怖い |
雄岳から見たときは切り立った岩山で、登れるのか心配しましたが、雌岳は鎖場もなく、すぐにP1到着。 |
クライミング要素があって危険なP2を眺めながら、P3、雌岳頂上到着。途中には岩の隙間からの「のぞき浅間」もありました。 |
15:17雌岩P3にある岩穴から浅間山を見ます。 |
15:38 最後の難所、20mのルンゼ。設置ロープで下ります |
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雌岳からの下山は1か所鎖場があり、その後急なザレ場を慎重に降りて、八風平の登山口へ。あっという間に下山しました。 |
15:51 ルンゼを下から見上げるとこんな感じです。 |
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16:21 軽井沢ICから軽井沢へ抜ける交通量の非常に多い車道に下山、夕日が高岩の雄岩を赤く染めていました。
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あんなに長い鎖場は初めでしたが、寒い思いをしてロープを確保してくださったお二人のおかげで、楽しく登ることができました。
雄岳、雌岳の頂上からは360度、遠くには雪をかぶった山々も見えて、堪能しました。
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