西丹沢遠見山
地図読み山行
思わぬミツマタの群生に会えました
日時:2020.02.02日曜日
参加者:L宇留野目黒ハイク、稲垣目黒ハイク、奥村大田山、亀井大田山、大塚めぐろ山学、中島めぐろ山学 さんかくてんより 桑村、渡邉美、佐藤(計9名)
コース:小田急新松田(発)8:25─バス─9:19(着)中川橋バス停 挨拶と出発準備 9:33(発)中川橋を渡り登山口9:40─ジグザグ道─10:12 540m平坦なピーク(ミツマタの群生)─11:09大木広場─急登─遠見山(昼食11:45〜12:30) 13:20大ノ山─13:45〜14:00ミツマタ群生地─14:42丹沢湖岸道路─14:50ビジターセンター(着) 15:06バス 15:49新松田駅(着)解散
今回の宇留野さんの地図読み山行シリーズは12月初旬予定が天候不良でずれずれで結局2月初めに実施、総勢9名の大人数になりました。すっかりお馴染みのメンバーで和気あいあいのスタートです。
新松田駅から国道246号線沿いの各所の小さい市街地を通し、途中から道は中川沿いの谷間の車道を中川温泉へと向かいます。
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バス車窓から見る遠見山
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丹沢湖を過ぎ中川橋バス停でバスを下車、中川橋を渡り登山道に取り付きます。 |
中川橋バス停で下車し、中川橋を渡り登山口に向かいました。
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植林帯のジグザグ道を抜けると落葉樹林帯になり、540mの平坦なピークで休憩します。2月とは思えない暖かさで皆さん薄着になりました。この辺り一帯は蕾の硬いミツマタが群生していました。 |
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540mピークから見る遠見山への厳しい登りです
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遠見山への急な登り、途中大木広場で気持ち良い一服
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暫くは緩やかな尾根道も急傾斜な直登をなり、木の間から富士が散見できます。 |
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遠見山手前の樹間から富士が良く見えました |
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道は不明瞭となり、適当に歩き易いところを選んで上へと向かいます。やがて落葉樹林帯から植林体の薄暗い平坦な遠見山頂上に到着しますが、頂上は薄暗くは壊れた鹿柵があるだけで山名らしきものは何もありません。頂上直下の日当たりの良い場所でのんびり昼食タイム。女性軍はお喋りが止まりません。男性4名は無言で食事です。この差はなんでしょう。 |
遠見山直下の暖かい場所で昼食と雑談と記念撮影です
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食事を終え、いよいよ下りの地図読みコース本番の難関が待っています。標高815mまで下るとトップは気持ち良い尾根道を真っすぐ下ろうとしますが、あらかじめ要注意点個所で左に尾根を探すとそれらしき尾根があり、そちらに下ることにしました。頭にその情報が入っていなかったら、行き過ぎて戻るために登り返したかもしれません。
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815m地点の地図読みを終え、現在地を確認する皆さん
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戸沢の頭で地図読みで南南東に下る道を全員で探し、今回の山行で唯一山名表示のあった大ノ山で地図を広げ南西の笹の中を進みます。標高675m付近で難しいルート選びも丹沢湖に向かって真直ぐ尾根が丹沢湖に向かって南に下っているのが良く見え、トップは難なく笹の中をその方向にルートを選びました。
標高630m〜580m付近の急斜面は今回の山行のハイライトのミツマタの群生にありました。季節がやや早いものの中には黄色の花をつけているものもあり圧巻でした。
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ミツマタの群生地を丹沢湖に向かって下りました
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525mの小ピークに着き、いよいよ最後の下りです。碧い丹沢湖に向かって南に尾根が下っていますが、地図読みで正面の尾根でなくやや左の小さな尾根を選びます。尾根を90m程下り、地図を見ると直進の尾根から右に下る尾根が派生し、どうもこちらを下るようである。ここで最後の地図読みし下ることにする。尾根の末端は8m程の虎ロープが張られており、木の根とロープにすがりながら湖岸道路に下り立ちました。 |
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丹沢湖に周遊する道路にロープを木の根に掴まりながら下り立ちました。
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湖岸道路を10分歩き玄倉ビジターセンターに到着。10分後に来たバスに乗り新松田駅に着き、地図読み山行は終わりました。
駅前でビールと食事で反省会をしました。女性軍は皆、飲む食べるお喋りの3拍子、男性軍は静かに少量の酒と食事と静かな想い出話にふけりました。 |
大井松田駅付近で打ち上げを行いました。 |
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今回の地図読み山行6ヵ所ほどの地図読み個所があり、短いコースの割には難しく、大変楽しめる山行でした。何よりも天気が良く暖かい一日でした。そしてミツマタの群生に会え、その時期に是非ともミツマタに会いにこなくてはの思いを深くしました。参加者が多く、コース設定、連絡、天候等々大変苦労したことです。リーダーより次回実施にあたっては皆さんにも協力して欲しいとの話もありました。(佐藤)
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