ウォーターウォーキング
一ノ瀬川 水干沢 山行記録
日 時:2020年8月10日(月、山の日)
参加者:L渡邉美知子、SL桑村、福井、吉岡、清水(写真)、金子貴、金子泰、高田(写真)、今堀(記録)(計9名)
コースタイム:塩山駅08:15 >作場平 09:20>入渓点10:00>作業道11:15>黒槐沢との二俣12:20>最初の一滴14:00>笠取山15:00>笠取小屋15:30>作場平16:50
東京は連日猛暑でうだるような暑さの中、涼を求めて、さんかくてんとしても今年初のウォーターウォーキング行きました。私事をいうと、去年の春に左膝を痛めて今年3月に手術し、この1年ほとんど山に行けず、会山行もまったく参加していなかったので、少し不安だったのですが、「リハビリにちょうどいい」という美知子さんの言葉に甘えて参加しました。
塩山駅からジャンボタクシーで小1時間、作場平から15分ほど歩いて入渓点へ。ここで沢装備を装着、いよいよ入水です。
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水は冷たい |
深さはありませんが、水量は多く、流れも速かったので、なかなか川の真ん中を歩けず、端の方を枯れ枝をよけながら、ゆっくり歩き始めました。先頭は全員が交代で務めましたが、若い泰征くんは身軽にどんどん歩いて行き、いつの間にか先頭を歩いていたりしていました。倒木も多く、それを避けて歩くのが大変でしたが、緩やかなナメは気持ちよく、やっぱり夏は沢がいいな、と思いながら歩を進めました。1時間強歩いた作業道で休憩。ずいぶん歩いた気がしたのに、まだ1/3と聞いて、少し心が萎えましたが、この頃はまだまだ元気に歩きました。
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昨年遡行した黒魁沢との二俣、ここから水干沢に入る |
黒槐沢との二俣で、だいたい2/3。
泰征くんがこのあたりで鹿の骨、頭蓋骨、あばら骨を見つけて大喜び。
その笑顔とは反対に私の足はだんだん重くなってきました。
最後の難関、2段の滝は水がとても冷たく登るのが大変そうでした。
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鹿の骨を拾った泰正君 |
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水干沢を詰めて「多摩川源流・最後の一滴」に出て、充実感で最後の笑み |
(私は巻きました)最後の急登の頃には私の足は限界になり、ゆっくりゆっくり登ってなんとか最初の一滴につきました。そこで、記念撮影。沢装備も片付けて、桑村さんと私以外は笠取山の頂上へ。その頃から雷が鳴り始め、にわか雨も降ってきました。でも、みなさんが笠取小屋に着く頃にはその雨もやんで、後は一路作場平へ下山、時間通り5時にタクシーに乗り込みました
途中でみんな甲府名産の桃やプラムも安く買うことができました。
楽しい沢歩きでしたが、リハビリの私には少しきつい山行でした。次はもっと体を鍛えて行きたいと思います。
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