高川山(道志山塊) 【日程】2020年12月5日(土) 晴 【参加】日比野、高橋(記録)、伊藤(リーダー:『山の会・白銀』、元さんかくてん会員)、井上『山の会・白銀』、勝山『山の会・白銀』 【往路】新宿7:52発⇒高尾8:45⇒初狩9:33着(3人が40分の遅刻) 【帰路】田野倉発(富士急電鉄)5:10⇒大月・高尾乗替え⇒新宿7:20 【行程】初狩駅10:20➜登山道入口➜女坂男坂の分岐➜沢コース合流➜男坂女坂合流地点➜13:40高川山975.6m➜烽火台跡➜大休場手前の分岐➜稲村神社➜16:15田野倉駅 【記録】 3日に日比野さんに「花ごよみ」の原稿に関して電話したところ、山の会『白銀』の友人と高川山に行くのだと聞き、私も7月に登ったのだが天気が悪くて景色が今一だったし綺麗な富士山も見たいので足慣らしにこの山行に参加したいと思った。リーダーの伊藤さんの好意的な了解を得て参加できた。元さんかくてん会員の御三方に会うのは何年も前のクリーンハイク以来である。懐かしい面々である。
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5日5時、起きると土砂降りの様相だ。予報は「曇りのち晴れ」のはずで、陽が出たら雨が上がるのだろうと思う。それに中止の連絡がない。リーダーの携帯に繋がらない。6時半雨は少し小降りとなる。傘をさして家を出る。後で聞いたらリーダーは「少しの雨でも行くわよ」ということだった。 新宿駅ホームで日比野・井上両氏に出合って、乗る予定の7:52発の前に出る中央特快7:41発に乗っちゃおうかと話し、乗車してしまう。しかし乗るはずだった後発電車が国分寺駅で先に出てしまったようだが、私たちがそれを変だね・おかしいかもと思った時はすでに遅く、2分遅れで伊藤さんと勝山さんが乗った高尾8:45発に乗れなかった。「コロナ禍」のせいで自分にはボケた自覚は無いのだが、大ポカをやらかした。 |
電車が西へ向かうに連れて天候は回復傾向で、青空が覗く。初狩駅で40分も伊藤さん等2人を待たせてしまう。駅で「おはよう、久しぶり、変わらないのね」の挨拶が飛び交い、遅刻を許してもらえた。 10時半、駅から賑やかに歩き出す。JRトンネルを潜り寺院を過ぎる。麓の気温は上昇して小春日和を通りこし暑いくらい。登山道入口に仮設トイレがあるのはありがたい。 けっこう斜面のきつい所が出てくる。日比野さんがゆっくり登る。85歳というから山行に参加するだけですごい。私とほぼひと廻り歳が違うから自分もへこたれてはおれない。 |
女坂男坂の分岐で好きな方を歩き、互いに合流点で待つことにする。男坂は直登に近く、女坂は九十九折れの緩やかな道。時間はさほど変わらない。湧く雲は少なく合流点から富士山がすっきり見える。立木を避けて写真を撮り休憩する。 |
分岐から10分で高川山の山頂に着く。青空とポカポカ陽気に恵まれ、グルリと展望が素晴らしい。山座同定盤を見ながら甲斐駒ケ岳と鳳凰三山を遠くに見つける。午後2時でも6合目まで冠雪した富士山がしっかり眺められる天候に感謝する。 落ち葉の積もる登山道をサクサク歩く。15時を過ぎると気温が下がる。危険な箇所の少ない下山路である。16時15分に田野倉駅に着くも、電車が出たばかり。 |
天候に恵まれ、5時間歩いて約14000歩をこなしたが、家で今日これだけの運動量をこなすことはやれない(品川の街中でしかも単独ではやる気も起きない)。伊藤リーダーを初め元会員と一緒に日帰りハイキングを楽しめて感謝の1日でした。今後自分に相応しい山行を考えていきたいと思う。 日比野さんは記録を俳句で表現しました。 * 小春日や ぐるり眺める 山景色 * 背に陽受け まぶしく光る 午後の富士 * 高川の 紅葉眺めつ 山下り (句作:日比野) |