足慣らし山行
高畑山 雷雨でそれから先の山行中止 |
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期 日:2021.07.11 参加者:佐藤、上野 タイム:京王線新宿駅(発)7:08─7:43北野7:46─7:56高尾8:02─8:25上野原(着)上野原駅8:35─バスー─9:24無生野(着)9:32─雛鶴神社─10:21林道終点─沢〜急な尾根道に取りつく─11:04楢峠付近の稜線〜11:50高畑山(昼食)12:20─楢峠付近─12:54大タビ山─(雷雨30分)─13:23高岩─13:36送電線鉄塔─14:00雛鶴峠─14:45無生野バス停 14:55富士急バス乗車 15:20富岡下車 秋山温泉へ |
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7/10〜11に計画していた東北の神室連峰縦走も梅雨予報で中止となり、運動不足なるのでどこかへと上野氏と計画。目標は東京近郊の日帰り温泉ということで都留市郊外の「芭蕉月待の湯」を目標に歩くことにする。上野原駅より1日1本の小型バスで1時間終点の無生野集落より、まず高畑山を目指します。 |
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無生野集落から都留市に抜ける坂道の厳しい県道35号線と林道入口付近に旧鎌倉裏街道の表示があり、雛鶴姫の故事の碑やら雛鶴神社がでてきました。 |
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看板には建武の中興から南北朝時代の覇権を争った後醍醐天皇と其の息子の大塔の宮護良親王と其の愛姫雛鶴姫の故事が記してあります。 |
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後醍醐天皇と護良親王と足利尊氏と弟足利直義が繰り広げる歴史ストーリーは建武の中興で功のあった大塔の宮護良親王が後醍醐天皇の命令で鎌倉で処刑され、妻の雛鶴姫その亡骸の首を持ち、逃げ出し無生野に差し掛かった時に身ごもっていた子を出産し、この地で親子ともども直ぐに亡くなった故事がこの地区に残されています。30年ほど前に寝る前に吉川英治の私本太平記全8巻の大作を読み、天皇親子、武家名門兄弟の二転三転と相愛と離反はめまぐるしく難解で読み直した記憶とかなりの部分を忘れていました。 |
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県道35号線を離れると林道入口で数名の猟銃を持った地元のハンターが猟犬を連れウロウロしています。 これから山梨県からの依頼を受け、有害動物を駆除するから左斜面には近づかない、早くこの場所を抜けて行って下さいとの事です。 |
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林道終点から数百メートルの沢の中を歩き、沢の右手の尾根に取り付きました。道なき急な尾根を楢峠近く目指しました。尾根に藪はなく急な樹林帯を這い上がりました。 |
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そこからは寂れたハイキングコースとなり、昼前に高畑山へ到着、昼食をすませます。 |
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眼下にはリニア新幹線の実験基地があります。 |
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雛鶴峠から下山道は旧鎌倉裏街道とあって山道ながらも踏み締められ大変歩き易い道でした。この道は旧鎌倉裏街道の名前もさることながら実際は甲州街道の裏街道といってよいような道でした。 雛鶴峠から速足で下り、10分前に無生野バス停に到着。秋山温泉で途中下車し、入浴と生ビールでリフレッシュして帰京しました。山梨県のこの地区は午後遅くまで大雨洪水警報が出るほど雷雨が断続的に降りました(佐藤) |