紅葉と青苔に彩られた黒川鶏冠山
(金鉱跡の埋蔵金探しは次の機会に)

期 日2023113(金,祝)  快晴
参加者:桑村L 渡辺美SL 吉岡 松平 飯嶋 中島(めぐろ) 堤(記)

行 程: 
8:15塩山駅バス停集合 8:30発山交バス落合往き乗車 9:30鶏冠約1時間で横手峠山登山口下車   10:00登山口出発→11:00横手山峠分岐→11:40山頂分岐→11:50鶏冠神社(山頂標識)→12:1512:50黒川山山頂三角点ランチ→13:10立岩沢(横手山峠分岐)→13:25金山遺跡寺屋経塚→13:45金山跡上の巡視路→14:10下の巡視路住居跡→15:40壊れ橋→16:05三条新橋駐車場 タクシーでのめこい湯 タクシーで留浦19:10最終バスで奥多摩駅 19:59奥多摩駅発 新宿駅21:50着 

鹿柵に囲まれた道
好天に恵まれた3連休初日は、近年稀にみる大賑わい。早朝の松本行き中央線鈍行は朝の山手線並みの大混雑。甲斐大和に着く迄身動きが出来ない程だった。予定の一本前に塩山駅に着き、バス停に行くと既に行列が出来ている。出発10分前にはとても1台では乗り切れない人出となった。臨時便が無く、結局当会では2名が取り残された。素早い動きの綾乃さんは、タクシーをゲット。約20分遅れで全員登山口に着いた。バス停は神金第2小、中学校入口というらしいが、鶏冠山登山口と、運転手さんに言えば登山口前で停まってくれる。

気のない集落をすぎ、鹿柵に囲まれた道を抜ける。

今期一番の紅葉が日に照らされて輝いている。

人気のない集落をすぎ、鹿柵に囲まれた道を抜けると、見事に紅葉した樹林帯の歩き易い道になる。皆で大歓声を上げる!!今期一番の紅葉が日に照らされて輝いている。


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時間で横手山峠からの道と会う。この後延々とトラバース道が続き山頂を回り込んでしまったかと案じる頃やっと山頂へ行く標識にあう。

三角点のある頂上、景色の良い露岩のある神社には行きそびれました。

山頂は二つあり、一つは神社(小さい洞)もう一つは三角点がある。神社方向は露岩になって狭いが、その分見晴らしが良いらしい。(記録者は山頂に行きそびれました)



三角点のある頂上でランチ後、いよいよ今日のハイライト黒川金山跡行く。分岐さえ確認すればはっきりとした道だが、落ち葉が厚く下が見えない。下りだと怖い。全神経を足元に集中して足を運ぶ。なので、この道にあった石積を見逃した。

苔むした岩積があちこちにあり、黒川千軒と言われた住居跡の一部でしょう。

到着した金山跡周遊道はロープが張られ進入禁止になっている。下の入り口まで移動、ここも進入禁止だ。以前佐藤さんリーダーで一周したメンバーによると、落ち葉ばっかりで、小さな穴があるだけだとの事。見渡すと苔むした岩積があちこちにあり、黒川千軒と言われた住居跡の一部だろう。


武田に仕えた猿楽師大久保長安が家康の代になって大きく開発した鉱山で、埋蔵量も豊富だったそうだ。彼は後に伊豆、佐渡、岩見の金、銀山の再開発を手掛け、大功績をあげたが、死後1週間足らずで家康によって,族滅された。金隠匿の罪という。だから埋蔵金があると,後世の人は思うのです。閑話休題 

下山道、大きな倒木もあり、大人の障害物競争だった。
ここから三条新橋の道は、踏み跡が薄くなる。地図をよーく見ると沢沿いを200mぐらいで、3040m上のトラバース道に上がるようになっている。先頭三人は、どんどん行ってしまった。後ろの人は気が付き急な斜面を這い上がる事になった。ここが一番判りづらい所だった。又大きな倒木もあり、大人の障害物競争だった。

1050
mから900mの壊れた橋までは、急下りでだが、、道がジグザグに切ってある。落ち葉の量が減った分だけ、歩き易くなった。橋は渡れませんが水量が少ないので、苦労なく渡渉した。 ここの対岸から道は急に広くなり、旧の街道の名残らしい。休みなく下山したのでここで一息の提案があった。Lも私も危険のない林道に出たので、村営タクシーの待ち合わせ時間もあるから、そのまま行った。

佐藤リーダーの時の記録には言及されなかったが、実は途中3ヵ所も崩壊。がけ崩れ箇所があり、落ちたら最後の難所だった。頑張りのおかげで、お迎え時間にぴったり下山。丹波山村のめこい温泉へと急いだ。


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