師走だというのに、東京は夏日! 都留(つる)市も気温が高く、雨模様。12月の御正体山(みしょうたいやま)は、マイナスの気温でもおかしくないのに、急登で汗ばみ、風が心地よい。
予報通り風は強く、風の音は怖いが、岩峰の核心部では雨も上がり太陽も出て、風も止んだ。
御正体山のコースはいくつかあるが、『バリエーションルートを楽しむ』(松浦隆康著
新ハイキング社 2007年刊)から「岩稜歩きと地図読みのおもしろさ」とある鋸刃・ハガケ山を経て文台山(ぶんだいやま)に至る尾根を選んだ。近年の情報を検索すると、林道が昨年に伸長し、登山道の稜線を断ち切ってしまっていたので、林道に懸垂で下降し、分断された尾根に登り返すことにした。日没が早いので、御正体山のピークは踏まずに、池ノ平コースから入ることとした。
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