平標山(1984m) |
〇日 程 6月16日(日)晴れ
〇参加者 三戸(L・記)関山(SL)牛嶋・矢沢・福井・渡辺(綺)
〇交 通
<往路>東京駅~上越新幹線~越後湯沢~バス~平標登山口
<復路>平標登山口~バス~越後湯沢~上越新幹線~東京駅
〇行 程 9:20平標登山口~10:30送電線鉄塔~11;20松手山~13:30平標山13:55~14:40平標山の家~15:20林道出合~16:20平標山登山口
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前々日天気好転し、天空のお花畑平標山を目指す。6時36分発越後湯沢行新幹線はスキーシーズンと異なりガラガラで当車両には我々以外1組のみで発車する。越後湯沢から西部クリスタル行バスに乗り換えるがここでも余裕で座ることが出来た。
登山口前で準備していると好日山荘主催の20数名団体のスタッフが行程等説明している。見ると20歳台位の若者集団で彼女らを先に行かせることにする。
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漸く展望が開けてきました。 |
最初のポイントは電線鉄塔だが、標高差440ⅿの樹林帯での急登だ。
目の前に見える鉄塔ではあるが体が慣れておらず、なかなかキツイ。ようやく1時間20分ほどかけて電線鉄塔に到着する。 |
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正面に一ノ肩。 右手奥に緩やかな稜線の平標山が見えました。 |
一息入れ、急な尾根道を進むと木々の丈も徐々に低くなり展望も開けて来て松手山山頂に登り付く。
そこからなだらかな笹尾根を進んでいくと、正面に雄大な平標山の姿が拡がる。 |
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ハクサンイチゲの群落 |
左右の笹原にはハクサンイチゲやミヤマキンバイの高山植物が散在し始め、当会お花博士の牛嶋氏が歓喜してカメラのシャッターを切る。 |
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平標山山頂で |
広大な笹原と高山植物、大展望を楽しみながら明るい尾根道を進むと、やがて平標山山頂に辿り着く。 |
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ハクサンコザクラを始めとして多種多様な花々です。 |
この頃から青空は曇り空に変わりつつあり、ガスまで出てきたので昼食の後、お花畑が広がる仙ノ倉方面に200ⅿ程ピストンする。お花畑には一面真っ白なハクサンイチゲが拡がり、合い間に赤いハクサンコザクラや黄色いミヤマキンバイが彩を添える。緑の山肌に白い雪渓が冴え、まさに天空のお花畑天国だ。 |
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ウラジオヨウラク |
イワカガミ |
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雨の降る前にと早々に、平標山頂に戻り、平標山の家を目指し下山開始する。良く整備はされているものの木板の急勾配階段をストック頼りに1時間、慎重に降り平標山の家に着く。
時計を見ると今のペースでは帰りのバス発車時刻まで5分位しか余裕がない。山の家で冷たい水をペットボトルに再充填し、早々に下山に取り掛かる。足早にブナの樹林帯、平元新道を駆け降り途中先に行かせた20数名の若者団体も追い抜いていく。ようやく林道に出て1時間歩き平標登山口バス停に到着する。
結果予定より30分早い到着となったが、リーダーとして急ぐが為にコース途中での時計読みが出来なかった点、メンバーに無用の速度を強いた点等、反省点を強く感じているところである。駅前魚民でビールを飲み交わし、帰りの新幹線でお花講座に盛り上がるころには、「十分に余裕を持った安全登山」を目指したいとの思いを新たに、意気上がる山行となった。
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